国税庁が目をつけられる「富裕層」
ニュースで富裕層という言葉を聞くたびに、どこからがそうなのかと気になる方もいるでしょう。財産が多い人には税金の面で特別な手続きがあるとも聞きます。国税庁の資料をたどると、言葉の線引きより先に、所得と財産の額で決まる届け出の基準が見えてきます。
「富裕層」の定義は、一般的には金融資産一億円(億り人)だと思われますが、国税庁の「財産債務調書の提出義務」が必要となる金額も一つの基準になると。
株高で「いつの間にか億り人」と言われるような億り人が増えたそうですが、「所得2,000万円以上かつ金融資産1億円以上」には所得面で届かない人が多そう。
むしろ国税庁に目をつけられない方がいいでしょうけど…
「億万長者」は謎の言葉
お金持ち・富裕層の代名詞として昔からあるのは「ミリオネア(百万長者)」です。
100万USドルのことなので、かつての日本円なら1億円くらいだったため、1億円が富裕層の大台になったのでしょうか。(今なら1.6億円ですが)
百万長者にちなんで出来た言葉が「億万長者」なんだろうと思いますが、「億万」という単位はありえないため、よく考えると謎な言葉です。
さらに2008年公開の映画『おくりびと』にちなんで「億り人」という言葉も定着しました。
アメリカのミリオネアは
日本では株高による「いつの間にか億り人」が増えているように、アメリカでもミリオネアは増えているそうで、その数は2400万人にものぼるとか。
しかしその実態は物価高騰・住宅価格高騰で豊かさを実感できない「名ばかりミリオネア」で、本人たちは「中流階級(中層階級)」と感じていると。
資産の多くは確定拠出年金(401k)での投資のため、今は使えないという事情もあるようで、まるで「NISA貧乏」のようですね。
インフレが進むほど必然的にミリオネア・億り人は増えていきますから、中流に呑まれていくのはしょうがないことなのでしょう。
下流の自分は低みの見物をするだけです。
