老後の趣味はアクティブな方がいいんじゃないの?
老後の趣味と言えば、他の人と接したり外で動き回ったりする趣味の方がいいイメージがあると思います。
人間関係ができたり、運動になったりすればいいのでそれが間違っているわけではありません。
老後の、元気なうちはその方がいいのです。しかしずっと元気でいられるわけありませんよね?
健康寿命は平均寿命より10年短い
日本人の健康寿命は、厚労省の発表では男性72.14歳、女性74.79歳です。平均寿命から10年以上も短いことがよく知られている通り。
つまり、老後アクティブに活動できるのはこの健康寿命くらいかもしれないのです。
外に出るのが難しくなった場合、家で引きこもることになるわけですが、その時に家で一人で時間を過ごせないとどうなるか…
引きこもって楽しめる趣味の1つや2つを持っておくべきなのはこれが理由です。
健康でも猛暑の夏は外出しない方がいいですし、やはり家で過ごせる趣味があった方がいいですね。
脳梗塞になった私の父の場合
他界した私の父の趣味は囲碁で、毎日碁会所に通っていました。その後、心筋梗塞、脳梗塞とやって外出が困難になってしまいました。
病気をする前から、私が昔使っていたノートPCに父に譲って囲碁ソフトを入れたり、そのうち実家にネットも引いたのでネット対戦を教えました。
すると、外出できなくなってからは毎日ネット対戦するようになっていました。
インドア系の趣味なら、ネットである程度楽しめる余地はあるものですね。
外で楽しむ趣味も、家で一人で楽しむ趣味も、両方持っておくべきということです。