貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

誰かが誰かの幸福をまねすることはできない

幸福は量を測ることができず、各人にオリジナルなもの

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そういう人は、「幸福」と「成功」を同じものだと考え、人生の目標を「成功」に置いているのです。幸福と成功とは、もちろん別のものです。成功とは、「年収1,000万円」など量的に測れるものであり、誰でも模倣することができて、また嫉妬を生みやすいものでもあります。一方、幸福は量を測ることができず、各人にオリジナルなものなので、誰かが誰かの幸福を模倣することはできません。

 「成功」も模倣できるとは限らないものだと思いますが、年収や資産額などの数字的なものは自分なりのやり方で達成できます。

成功そのものが幸福だと感じる人もいるだろうし、幸福になるために必要な金額もあります。特に結婚市場ではそれが顕著ですね。

人それぞれオリジナルの「幸福」になるために、何をすればいいのかを自問自答し続けなければいけないというのは頷ける話でした。

就活も婚活も成功してからの方が大変

目標を達成(成功)してから大変なのが、就活や婚活です。特に就活で大手企業に就職すれば、昔なら「レールに乗って安心」だったと思いますが、それが幸せへの道である可能性は低下しています。

就活の勝ち組が早期退職して他の会社に行くのはもったいない気もしますが、その人にとって幸せがそこになかったならいいチャレンジじゃないですかね。

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婚活も同様で、レールに乗って安心なわけでもないし、結婚しなければ幸福になれないわけでもないし。

就活や婚活の後も、幸せを探し続けなければいけません。

しあわせウサギは幸せだったのか?

しあわせウサギと言えば『クマのプー太郎』に出てくる「幸せを探して30年」の野ウサギを思い出します。小さな幸せを喜ぶ野ウサギです。

世界的に有名なのはしあわせウサギのオズワルドです。ミッキーマウスよりも前に生み出されたキャラクターでありながら「悲劇のディズニーキャラクター」としても知られる、数奇な運命をたどったキャラクターです。

dic.pixiv.net

 「きっとラッキー、ずっとハッピー。」なキャラですが、扱われ方としては悲劇的ですね…

果たして、どっちのしあわせウサギの方が幸せだったのでしょうか?

幸せは人それぞれ、ウサギそれぞれ、比べるべきものではない、という結論になりますかね。

私はできるだけ働かず、野ウサギのように小さな幸せを探し続けたいと思っています。

幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII