ネット利用時間の国際調査で日本は最少
世界各国別のインターネット利用の消費時間に関する調査報告書は2日までに、昨年は1日当たり平均で10時間2分を費やしたフィリピンが首位だったと発表した。
2位はブラジルの9時間29分で、タイの9時間11分、コロンビアの9時間、インドネシアの8時間36分などが続いた。最少は日本で3時間45分。世界での平均時間は6時間42分だった。
えっ…日本ってずっとスマホいじってる人が多い印象なのに!?
と思ってしまう結果です。理由を考えると、全年齢の平均を取ると人口が多い高齢者で全く使ってないという人が多いからかもしれません。
もう一つの理由は記事中にあるように、公共サービスや仕事で使う機会が世界的に見て少ないということでしょう。
確定申告は2018年分の申告からスマホで出来るようになりましたが、早くも「使えない」との声も出ています。
こういう現状では、短いことを喜べませんね。むしろ手書きなどで手間がかかっているのでは。
生産性向上・人手不足解消に繋がるネット利用は良い
SNS依存やネットゲーム依存などの「ネット依存症」は確かによくありません。
だからといって、子どもの頃からスマホやネットから引き離すのがいいかと言うと、それは世界の潮流から取り残されることにもなります。
本を読むは電子書籍、勉強するのもスマホやタブレットで、という時代ですしね。
小学校の作文などはPCで書かせれば、文章作成能力とPC操作能力を同時に習得できて便利だと思いますし。(コピペの危険はあるが、手書きでも真似はされる)
それはが生産性向上に繋がりますし、テレワークなどで人手不足解消に繋がっていくはずです。
まずは国会でタブレットくらい使えるようにしないといけませんが。
日本は世界的に見て「IT後進国」へと転げ落ちていて、それが生産性の低さに繋がっていると思えてきます。
子どもにスマホやネットを使わせるのは危険?
子どもが本に熱中したり、ずっと音楽を聴いていても、それが悪いと思う親は少ないでしょう。むしろ良いことと捉えるはず。
文学や音楽は芸術という認識が出来上がっていて、それが学校の成績に繋がるとの認識や、将来仕事や生活の役に立つといった認識もあると思います。
でも今では仕事や生活で必要なのはネットやPCの方です。
私は高校時代にパソコンを買ってからパソコン依存のようなもので、そのまま仕事にしてしまいました。
大学時代の友人もそんな人間ばかりでしたが、将来仕事の役に立つのは音楽よりもずっと需要が大きい世界です。(ITはブラックも多いけど…)
「子どもの頃から(正しく)PCやネットが使えると、将来仕事でも生活でも役に立つ」という共通認識を持つ社会になって欲しいですね。
今では一日の80~90%をPCの前かスマホを使って過ごしている私が言うのだから間違いありません!(説得力なし)