7割の企業でアルバイトが不足
アルバイト社員が早期退職せずに長く続けられる理由として考えられるものを聞くと、「シフトの融通が利くから」(45%)と「人間関係が良いから」(44.6%)が突出して高かった。
アルバイト募集の際に有効なのが「給与の増額」「シフトの緩和」、定着に有効なのが「シフトの融通」と「人間関係」といったところ?
シフトが条件に合わないため面接で断る人や、シフトを理由に辞める人が多かったのでしょうか。
もっと給与を重要視した方がいいと思ってしまいますが…
シフトの柔軟性は鍵になる
でもシフトの柔軟性は人手不足解消の鍵だと思います。
4年前に書いた人手不足解消策も4つのうち2つがシフトの柔軟性を挙げています。
●昼勤だけ・夜勤だけで固定の二交替・三交替
●平日のみ勤務と休日のみ勤務
これまではアルバイト・パートと言えば学生と主婦が中心でしたが、これからは少しだけ働きたい高齢者や、休日だけ働きたい副業の人を取り込むには考え方を変える必要があるでしょう。
飲食業のバイトはそうもいかない
短時間でも週1日でもいいという柔軟性で雇うのは、警備や清掃業ならまだしも、飲食業では難しいですね。
その理由は、このところのバカッター改めバカスタグラマーの騒動が増えかねないからです。
あれを防止するなら、重要な仕事をアルバイトにはさせず、社員にして待遇も良くして定着させるべきですから。
ああいう事件は、起こしたアルバイトが悪いのは間違いないことです。
でも「鍵をかけずに家を留守にしたら泥棒に入られた」みたいな話なので、同情する気にもなりませんね。