「金ピカ先生」の最期
「金ピカ先生」は80年代にテレビによく出てきたので私も覚えています。
見た目はアレな感じでしたが、予備校講師としての実力はあったり、参考書も売れていた印象です。
代ゼミ全盛期(?)を作った人かもしれませんね。その後、東進ハイスクールに移籍しているんで、林修先生は「ポスト金ピカ先生」だったのかも。
あれだけ活躍していただけに、この晩年の姿はちょっと驚きました。今どきの68歳と言えば、結構若々しい人も多いので信じられないです。
ご冥福をお祈りいたします。
外見とは裏腹に孤独な気配
晩年こうなった最大の原因は、元々の浪費癖で妻から見放されたことのようです。孤独な人だったのも原因の一つかも…
「外見とは裏腹に孤独な気配」を漂わしていた人が、脳梗塞や心筋梗塞で弱っているところに妻から三行半を突きつけられるとか、そりゃ自暴自棄にもなるというもの。
「金ピカ先生」と言われたあの派手な風貌・キャラクターも、精一杯演じていただけかも。
健康・お金・人脈全て失っては…
金ピカ先生の場合は、不摂生がたたったのか健康を損ない、放蕩で財産を失い、人脈(家族)を失っています。
この「健康・お金・人脈」の3つは、人生において、特に老後においては重要な要素ですからねぇ。
3つ全て揃っていないと人生に行き詰まるというわけではありません。
お金がなくても人脈でカバーできたり、孤独が苦にならない人は人脈がなくても生きていけます(その分のお金は必要)。
でも全てを失っては流石に生きる意味を見失ってしまうのもしょうがないこと。心も身体も疲れ果てて、「早く死にたい」という心境になるわけですねぇ。
「健康・お金・人脈」は自分に必要とするバランスをとりつつ、維持していきたいと思います。現実として、健康以外は少ないのですけどね(;´∀`)