「節約関連本ランキング」と「キャッシュレス関連本ランキング」
ネット通販・楽天ブックスでの売上ランキングなので、実店舗での売上とは多少の違いがあるかもしれません。
ただ、年代別の「節約関連本ランキング」では、20代から50代まで、1位と2位になっている書籍は同じです。
その2冊は、『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本』と『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』です。
節約関連本というよりは、もっと広い「お金の本」ですかね。基本から知りたいという人がとりあえず本を買っているのでしょうか。
3位以下で年代の違いがくっきり
年代によって違いが出ているのは3位以下です。20代から40代までは『楽しく、貯まる「づんの家計簿」 書きたくなるお金ノート』など、節約に直接的に繋がる本が並んでいます。まさに「節約本」と言える本ばかりですね。
ところが、50代の3位以下は、『58歳で貯金がないと思った人のためのお金の教科書』、『まだ間に合う! 50代からの老後のお金のつくり方』、『50歳を過ぎたらやってはいけないお金の話』と、50代にターゲットを絞ったお金関連本が並んでいます。
これらは節約関連本と言っていいのかどうか…
どちらにせよ、50代の人達は焦っているように見えてしまいますね。焦ってる人が本を買っているだけで、逆に焦ってない人は自分の節約法を確立していてわざわざ本を買わないからかもしれません。
キャッシュレス関連本はこれから売れる?
「キャッシュレス関連本」は、増税後に売上が伸びると見ています。理由は、実際に政府が行うポイント還元の効果がどれくらいあるかわからないからです。
ポイント還元が大手の小売まで行われるならともかく、中小店舗限定なのでその効果は限定的。
下手をすればポイント還元を入れても、大手の小売の販売価格の方が安いなんてことありますから。
ただ、dポイントが9月14日から10月14日まで、20%ポイント還元キャンペーンをやってたりするので、こういうのを増税前から活用した方が節約効果が出ると思いますが。
「節約関連本(お金関連の本)」にしろ、「キャッシュレス関連本」にしろ、付け焼き刃で買って読んでいるようでは遅いのかも。