貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

「東京一極集中」が終わると、人はどこに向かうのか?

人が集まりすぎることのメリット・デメリット

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今回の新型コロナによって起きるパラダイムシフトの一つが、人が集中しすぎた都市部にからの人の流出と見られます。

人が集まることにメリットがあるのは間違いなく、効率的です。東京のお店は賃料が高くても成り立つのは、それだけ多くのお客さんが来てくれて売上が多いから。

仕事上、直接人と会わないと話がまとまらなかったり、得られない情報があるのは記事に書かれている通りです。

もちろんデメリットは満員電車だったり、高くて狭いオフィス・賃貸住宅だったり、昼飯食べる時の混雑だったり。

少子化も都市部への人口集中のデメリットの一つと言えるのかな?

新型コロナでデメリットが増大

世界的に都市部に人が集まる傾向のがありますが、特に人が集まっていたのが東京でした。ただ、「東京一極集中」は戦時中から国策として進められてきた側面もあります。

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政治も経済も、経済の中でもあらゆる業種の大手企業の本社が集中するような状況はちょっと集まりすぎかと。

それが新型コロナによってデメリットになってしまうとは、誰も想定してなかったわけですけどね。

東日本大震災以降、危機管理の観点から分散させる声もありましたが、あまり進んでいませんでした。

それが新型コロナによって一気に進むかもしれません。

2拠点生活できる人は限られる

記事では、「地方にもう1カ所、自分の拠点を持つ2拠点生活者が増える」と予測されています。

確かに増えると思いますが、それができるのは限られるのではないかと。家族の問題もあるし、テレワークできる人も多数派ではないし。

テレワークできる単身者なら、「毎日通勤するのはつらいけど、週1くらいなら我慢できるくらいの首都圏近郊」への移住が増えそうです。

それより、人が多いことで賃料が高くても成り立っていた東京のお店、特にオフィス街のコンビニや飲食店などが成り立たなくなることで、そこで働いていた人が仕事を失います。

地方や郊外に人が移住することで、そこで増える仕事を求めて移住する人も増える、という流れができるかもしれません。

東京中心部への極度の集中は改善されそうですね。東京中心部の地価が大きく下がって困る人にとっては都合が悪いかな?

それはもはや不動産業で利益を出しているフジテレビやTBSなどにも言えることなので、彼らがどんなポジショントークをするのか気になります。

ニューズウィーク日本版 Special Report ポストコロナを生き抜く日本への提言<2020年5月5・12日号>