薬用ハンドソープが入手困難
マスクや消毒用アルコールと並んで入手困難となっているのが、ハンドソープです。
今まで使っていたのは詰め替え用の600mlで200円くらいのマイナーブランド品で、店頭からは有名ブランド品もマイナーブランド品も消えています。
そろそろストックが尽きそうなので買わねばならないのですが、売ってない。まぁ有名ブランド品はあっても高くて手を出せませんが(;´∀`)
そもそも「薬用」って何が違うの?
今売ってるハンドソープはほぼ「薬用ハンドソープ」で、容器には「殺菌・消毒」と書かれていると思います。
「殺菌」と表記できるのは、「医薬品」か「医薬部外品」でなければなりません。それ以外では「殺菌」ではなく「除菌」表記になります。
薬用ハンドソープに入っている有効成分(殺菌成分)は「イソプロピルメチルフェノール(IPMP)」です。
ところがこの「イソプロピルメチルフェノール(IPMP)」は、厚生労働省の評価によると「大部分のウイルスに対する効果は期待できない」のだそうです。
本剤は、使用濃度においてグラム陽性菌、グラム陰性菌、結核菌には有効であるが、芽胞(炭疽菌、破傷風菌等)及び大部分のウイルスに対する効果は期待できない。
病気を引き起こすブドウ球菌、連鎖球菌、肺炎球菌などのグラム陽性菌や結核菌には有効なのであった方が間違いなく良いものだと思います。
しかし新型コロナを含めたウイルスに対して過大に殺菌効果を期待するのはやめたほうがいいですね。
ボディソープをハンドソープとして使う
今の新型コロナ対策で先ず必要なのは殺菌成分ではなく、ソープ(石鹸)を使って手についた菌やウイルスを洗い流すことです。
だから固形石鹸にすることも考えたのですが、ポンプで泡を出す方が便利なのでボディソープをハンドソープ代わりに使うことにしました。
買ってきたのは、350mlで104円という激安ボディソープ(詰め替えパック)。
しかも泡で出るハンドソープの容器に、ボディソープを水で薄めて入れて使うという強引な技を使いました。
それでもちゃんと泡で出てくるから凄いですね。