『ガイアの夜明け』大戸屋“買収劇”の真相
コロワイドの株主提案否決から敵対的TOBへ、創業者の息子がコロワイド側についているというお家騒動まで、誰が脚本書いたのかと思うほどの濃いドラマでしたねぇ。
創業者が亡くなって相続税の支払いに困った時、その分の株を大戸屋が買い取れば良かったんでしょうけど、それができない関係だったからしょうがないか。
創業者がこんなタイミングで亡くならなければこんなことにはならなかったんでしょうけどね。
これを元ネタに誰かが小説を書きそうな気がします。
大戸屋は美味しいけど、遅いのも事実
私はセミリタイアする前、働いていた頃にちょくちょく大戸屋で夕食を食べることがありました。
番組内でも出てきた人気メニュー「鶏と野菜の黒酢あん」など野菜が多いメニューや、焼き魚があるのが良かったんですよね。
コロワイドが指摘するように、大戸屋は料理の提供までに時間がかかっているのは、利用していて感じることでした。
私の場合は混んでない平日に、空いているのを見計らって行ってたのでまだマシな方でしたけど。
一度、焼き魚が出てくるの遅いは、出てきたのがかなり焦げていた経験もあります。店内調理はどうしてもバラツキが出ます。
創業者が元々調理人だからこそのこだわりだったと思いますが、チェーン店で手を広げるのには向いてない業態のお店で、よくやっていたものです。
今は各メニューかなり値上げしてるので、もう気軽に行けなくなりましたが。
イメージが悪くなったところから復活できるか?
今回は敵対的TOBだし、昔からのファンにとっては「大戸屋の良さがなくなってしまう」と受け止めらるでしょう。
新型コロナで減ったお客を再び店に呼び戻すには、マイナスになりますよねぇ。
セントラルキッチン方式で各メニューを安くして、さらに素早く提供することはできるでしょうけど、メニューや味の変更はプラスにもマイナスにも働きますし。
大戸屋を追い出された経営陣や・自ら辞めた社員たちが、元々の大戸屋のやり方を受け継ぐ新しい定食屋を作るという展開もあるかもしれない!?