上品・下品以外に中品もある
日本語でよく使われるのは「上品」か「下品」の2つだと思います。
私は歳を取っても上品でいたいと思っていますが、今現在が上品でないので到底無理かもしれません。
言葉遣いなどはそれほど下品ではないのですけど、上品な格好はしてませんしねぇ…
でも上品でいられないけど、下品は嫌だ。せめて「中品」とかないの?
などと思ってしまうわけです。「いや中品なんてないだろう?」なんて思った方いませんか?
実は「中品」はあります。
上品・下品は元々仏教用語
上品・下品は仏教の「九品」から来ていて、上品・中品・下品の3つがあり、さらにその中も3つづつあって合計で9分類です。
「あなたは上品ですか、それとも下品ですか?」と問われた時に、「上品」と答える人は少ないと思います。
なぜなら、自分のことを上品だと宣言する人が上品なのか?と思われてしまうからです。
しかし「あなたは上品・中品・下品のどれですか?」と問われると、かつて一億総中流という意識のあった日本人の多くは「中品」と答えるかもしれませんね。
私もせめて「中品下生」くらいに思いたいです。
でも「父母両親に孝行し養い、世間に仁義して慈しみ行う者。」に当てはまるかと言うと…うーんやはり中品ですら無理なのかも…
「下品ではない」程度ではいたい
上品と思われるのは到底無理だろうと思っているので、せめて下品だとは思われない程度ではいたいですね。
「下品ではない」なら、大人しくしてれば(粗暴な行動をしなければ)なんとかなるかな、と。
ひきこもりつつ、ひっそりと生きていれば、人から何か言われることもありませんしね。