節約には「自分軸」の基準をしっかり持つ
それでも、お金を貯められる人、または貯金を取り崩したとしても極端に減らさない暮らしができる人は、「自分なりにお金を使うべきところ、そうでないところ」の基準をしっかりと持っています。そう、「自分軸」を持っているのです。
現役時代に節約してお金を貯めるにも、老後生活でムダ使いしないためにも、しっかりとした「自分軸」を持つことが大切です。
他人の意見に流されたり、周りの知人・友人と合わせるためだけに買物をしていてはお金がどんどん減ってしまいます。
見栄を張るために高価なものを買い出すともっと減ってしまいますね。
小さな子どものうちは「同じゲームを持ってないと一緒に遊べない」とかあったと思いますが、大人になるに従って好きなもの、お金をかけるものがはっきりしてくるもの。
その「自分軸(自分の価値観)」をしっかり認識して、メリハリのあるお金の使い方をするのが大切ですねぇ。
「世間の平均」に流されないように
自分の近くにいる知人・友人の意見だけでなく、世間の意見・世間の平均などに流されないようにするのも大切です。
あくまで世間の多数派の意見や平均の数字であって、参考にはしてもいいけど、大切にすべきは自分の意見や自分の数字。
「老後資産2000万円必要!」といった数字を過大に受け止めて、最低ラインと考えてしまうような人は、「自分軸」を見直すべきでしょう。
「周りと同じなら安心」の人が多いのかもしれない
「他人の価値観に振り回されてお金を使う生き方」を辞めるべき、というのは本当にその通りだと思います。
とは言っても、世の中には「周りと同じなら安心」の人が多いように思います。特に日本では。
逆に言うと「周りと違うと不安」で過ごさないといけなくなります。
しっかりとした自分の価値観・自分の軸を持つことは、周りと違う不安を減らすことができます。
節約だけでなく、不安を減らせることに大きな意味があるのではないかと。