日本人のマスク着用率の高さは、意地悪な性格の裏返し?
「自分が損をしてでも、相手より上に立ちたい」「自分が損をしているのだから、お前も損をすべきだ」……そんな心理から引き起こされる行動を「スパイト(意地悪)行動」と呼ぶ。実は、コロナ禍を経たここ2年で、このワードへの注目が集まっている面もあるという。仕事や日常生活、あらゆるシーンで顔を出すとされる、スパイト行動とは、どんなものなのか。社会にどんな影響を及ぼしているのか。
日本人のマスク着用率は、義務ではなく推奨(お願いベース)なのにかなり高いという点で特異だとは思います。
元々花粉症などで付けてる人も多かったので、スパイト行動だけではないでしょう。
ただ一定水準を超えると同調圧力が出るのは間違いないし、マスクを付けないと注意してくる人もいるので、面倒を避けるために付けておこうと考えますよねぇ。
欧米のようにもうマスクを外した生活をすべきだ、との主張をする人もいますが、大多数の人がマスクをしたことで感染拡大が最悪レベルにならずに済んだと考えられますし、いきなり全員がマスクを外すのは難しい。
同調圧力が徐々に弱まっていくのを待つのがいいんでしょう。
悪い面ばかりではない「スパイト(意地悪)行動」
日本人のマスク着用率とスパイト行動の関連がどれほど強いのかは別にして、日本人がスパイト行動に走りやすいと言われることには違和感はありません。
昔から「出る杭は打つ」「足を引っ張り合う」「横並びを好む」と言われてきましたし。
それは悪い面として出ることもあれば、良い面として出ることもあるのは記事にある通り。
今回のコロナ禍での公衆衛生面はもちろんのころ、過去の経済成長局面ではとても良い面が出たと言えるのかもしれません。
格差が開くと悪い面がでないだろうか
逆に、格差が開くと悪い面が出やしないかと考えます。
例えば、生活保護を受けている人に対しての「フリーライド」批判、その人の状況を考慮せずとにかく働け、というような誤解が入り混じったバッシングです。
私だってセミリタイアして税金(所得税・住民税)を払ってない人間なので、「フリーライド」批判されかねない立場ですしねぇ。
日本は周りと見ながら目立たないように生きるのが最善の社会に益々なっていくのかも…