貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

「FIRE」より「BOYA」? でも仕事で燃え尽きる人は少ない…

これからは「FIRE」より「BOYA」?

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経済的自立と早期リタイアを目指す「FIRE」という生き方に注目が集まっている。ライター・編集者の中川淳一郎さんは「『FIRE』は実現のハードルが高く、単なる世捨て人になる恐れがある。私は自身の経験からも『BOYA』をすすめたい。『BOYA』なら、まとまった貯金がなくても、考え方を変えるだけで始められる」という――。

FIRE(Financial Independence, Retire Early)」に対して中川淳一郎氏が提唱しているのが「BOYA(Burned Out Yet Attempting)」。

その意味は「それまでの仕事で達成感を得て、どこか燃え尽きた感覚を抱いてはいるが、まだなにかに挑戦する姿勢は捨てていない」であると。

FIRE」は(金銭的な)ハードルが高いというけれど、燃え尽きるほど仕事で達成感を得るのはそれ以上にハードル高くはないかなぁ?

「BOYA」の金銭的要件もハードルが高い

BOYA」で生活をしていくために必要なお金に関する要件は2つ。「ある程度の貯金」「その後も仕事をくれる人々との関係維持」としています。

貯金はともかく「その後も仕事をくれる人々」なんて中川淳一郎氏のようにフリーでやっていける仕事をしていた人に限られた話です。

結局のところ、自分は燃え尽きるほど仕事で達成感を得られて、仕事で培った人脈で今はのんびり楽しく生きてます、と自慢したいだけではないのかと…

「マイペースで働く」生き方だけすればいい

馬車馬のように働く生き方から卒業してマイペースで働く」ことには大賛成ですし、今の私のセミリタイア生活はそれに近いものです。

でも「仕事で達成感を得てから」とか「仕事をくれる人脈」はあるにこしたことはないけど、なくても構わない。

仕事で達成感を得るまで辞められなくなって、気がついたら定年なんてことになりかねませんから。

というわけで「Burned Out」を前提とした「BOYA」を「FIREよりハードルが低い」と勧めることには全く同意できません。

それが出来る人・出来た人は幸せな人だと思いますけどね。

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