年収200万円はどんな暮らしが実現できる?
年収200万円で豊かに暮らすことは本当に可能なのでしょうか。もちろん豊かさの基準は人によって異なりますが、可能かどうかは実際の手取り収入額や生活レベルを具体的に知ることで判断できます。実際には難しいだろうと思っても、工夫次第では豊かさを感じながら生活できる可能性は十分にあります。
SNSなどで話題になった宝島社のムック本『年収200万円で豊かに暮らす』ですが、実際に実現したらどれくらいなのかを、手取り月額13.5万円として試算した記事です。
最初の「家賃は3万円前後が理想」で首都圏ではかなり厳しい。地方都市でも結構探さないと見つからないだろうし、あっても不便さは覚悟しないといけないかも。
「食費は2万円まで」は自炊をすればできない水準ではないかな。働きながらだと大変ですけど。
水道光熱通信費のハードルが高い!
「水光熱費・通信費は合計1万円以下」が一番ハードル高いと感じました。
私は毎月1.5万円前後です。水光熱費だけで1万くらいで、通信費が自宅のネットと携帯(格安SIM)合わせて5千円くらいかかってますから。
平日は仕事でほぼ家にいないなら、それほど電気代使わないからいけるかなぁ?
賃貸住宅がネット完備なら通信費は携帯代だけで済んでなんとかなるのかもしれません。
ゲームで安定した通信速度(レイテンシ)を求めるのであれば、自分で回線引いた方がいいので、それは娯楽費として計上すべき?
ここまでの厳しい金額が並んでいる中にあって、「娯楽費・小遣いは2万円」はかなり緩めの設定なので、ここの活用次第で「豊かな生活」になりそう。
健康あっての豊かな生活
結局「年収200万円の1人暮らしは健康でなければ成り立たない」が一番重要な点だと思います。
だからこそもしもの時に備えて、少しでも貯金をしておきたいところ。
年収200万円で40年間働いた人の年金の受給額は月11万円になりますが、それで生活が赤字になるかというと、それは疑問。
ずっと手取り月額13.5万円で生活してきた人なのですから、月11万円で乗り切れるのではないかと。
もちろん健康であることが条件になります。
今の私のセミリタイア生活も、健康であるから成り立っているのだと肝に銘じておきたいです。