食費についての意識調査
円安や原材料価格の高騰により、11月も833品目の食品や飲料が値上げしました。このままでは家計への負担がより大きくなりそうです。そこで、「食」から様々な課題を解決し、元気な社会を創造する一般社団法人日本健康食育協会は、毎月18日の「米食の日」(三重県制定)と「お米の日」(岩手県農政部農産物流通課制定)に合わせて、20歳以上60歳未満の子どもがいる女性全国998人を対象に、「食費」についての意識調査を行いました。
全国の20歳以上60歳未満の子どもがいる女性への調査なので、子どもが食べ盛りだと元々食費がかかって大変なところに、物価上昇で大変なのでしょうね。
「値上げを感じる食品」の質問では、「食用油」「パン」「卵・乳製品」がトップ3。
子どもがいると揚げ物など食用油をたくさん使った料理をよくするから、食用油がトップになったのかもしれません。
私は家で揚げ物をしないし、炒め物を作る時もできるだけ油を使わないようにと考えるので油を購入する頻度は低く、値上がり気にしていませんでした。
1回買ったら長く持ってしまうため、酸化に強いコメ油を選んでいます。ちょっとお高いですけれど。
「お米生活」は健康的?
この調査を行っているのは日本健康食育協会であるため、比較的に値上げをしていないお米(ごはん)を中心にしたレシピを提案しています。
土井善晴氏が提案しているような一汁一菜で、ごはんの割合が高くても健康的で節約になるとしています。
ただこれは糖質の摂り過ぎに敏感になっている人には響かなさそう。「ごはん(糖質)を増やす=不健康」の図式が成り立ちますからねぇ。
全体的に食べる量が少ない人なら問題ないと思いますけれど。
逆に、値上げを感じるトップの食用油をできるだけ使わないように、と揚げ物を食べる回数を減らすのは健康につながりそう。
いずれにせよ、健康に悪影響のある節約にならないよう気をつけたいものですね。