イーロン・マスク氏「激務が嫌なら退職を」
「long hours at high intensity」、つまり「長時間、猛烈に働く」ことを求めているそうですが、このフレーズだけでは長時間がどの程度なのかはわかりません。
「少なくとも週40時間はオフィスに出勤して働く」ことを求めているのはわかっていますが。
週40時間をハードコアに働くのであれば問題はありません。
「週80時間労働を想定しておくように」
こちらの記事によると、イーロン・マスク氏は週80時間労働を想定しておくようにスタッフに通達を出したとか。
つまり「long hours」は最長週80時間を意味しているわけですね…
あくまで8ドルの新しい認証マークなど、「Twitter 2.0」を構築して、黒字化するまでの話で、ずっとそれを求めてはないでしょうけど。
イーロン・マスク氏は会社に寝袋を持ち込んで長時間働いた経験もあるくらい、ワーカホリックとして知られています。
ベンチャー起業家では珍しくはないと思いますし、それによって得られるものが大きいですからねぇ。
アメリカ本社の主要な従業員はホワイトカラーエグゼンプション対象で、報酬もたくさんもらっているでしょうから、覚悟をするか退職するか、悩ましいでしょう。
激務に耐えれば早期リタイアも可能?
Twitterに残って激務に耐えて、会社が黒字化してボーナスが貰えれば、早期リタイアが可能になるかもしれません。忙し過ぎてお金を使う暇がないのもありますし。
元々、アメリカの早期リタイアをする人は、金融系やコンサルで激務で高収入の人や、ベンチャー起業でEXITした人などですからね。
でも、「イーロン・マスク氏の下で働くのは嫌だ!」と辞めていく人もいそう。イーロン・マスク氏を批判していた従業員は解雇されてしまったそうですが…
とは言え、Twitterがここから成功して黒字化とユーザ増を達成できる保証はありません。
イーロン・マスク氏を信じて付いていくか、辞めて他の会社でやるか、難しい選択ですねぇ…