「月12万円」で豊かに暮らす54歳女性
50歳を前にして移り住んだ築50年越えの団地で、日々節約や時短、インテリアの工夫を楽しみながらひとり暮らしをする54歳のブロガー・きんのさん。老後を見据えて、「月12万円」で暮らすためのさまざまな工夫をしているそう。
月12万円でいわゆる「プレ年金生活」をしている54歳の女性の記事です。
築50年越えの団地で家賃はどれくらいなのかが気になりましたが、リフォームをしていたので購入しているようですね。
ブログ『団地日記』を拝見したところ、住居費として修繕積立費・管理費・固定資産税などで月約2万円となっていました。
厚生年金の平均受給額は14万6162円で、男女別では男性が16万3380円に対して女性が10万4686円。
自分の年金見込額が月12万円であるならば、あるいはそれより少ないけれど繰り下げを考えているのかもしれませんが、まさにプレ年金生活だと思います。
築50年越えの団地は終の住処になるのか?
一つ気になるのは築50年の団地がこの先30年以上持つのかどうかです。
リフォームしているので水回りなど内側は問題ないと思います。気になるのは躯体のほう。
耐震基準を満たしているのかもありますし、大規模修繕が必要になるかもしれませんし。
持ち家は月々の家賃はかからないものの、古い建物はずっと住み続けられる保証はないし、大金が必要になるか住めなくなるかする日が突然訪れるかもしれない。
それを予想しきれないのが難しいところですね。
料理上手は生活を豊かにする
高齢無職単身世帯の支出が月14万円代なので、月12万円はそれよりも少しすくないレベル。
誰がみても豊かな生活ではないけれど、困窮でもないレベルですかね。
節約や工夫次第、さらには心の持ちようで生活が豊かに感じられるかと。この方の場合は、料理の工夫で食生活を豊かにしている印象です。
「自分の機嫌は自分でとる」と同じですかね。
自分で自分の生活を豊かにする・豊かに感じられる方法を持っていると強いと感じました。
裏を返すと、そこで他人からの承認を必要としてしまうと面倒になるということですね…