SNSが無料である「衝撃の理由」
現代病とも言える「スマホ依存」。朝起きてから寝るまで、常にスマホとにらめっこしSNSや動画配信サイトをチェックする毎日に疲れている人も多いはずだ。アメリカの科学ジャーナリスト、キャサリン・プライス氏の著書『スマホ断ち 30日でスマホ依存から抜け出す方法』(角川新書)はスマホ依存が及ぼす影響と、スマホから本来の自分を取り戻すための方法を教えてくれる。
「SNSが無料である衝撃の理由」などと言うのだから、何か凄い理由を述べているのかと思いきや、みんなよく知ってる「広告」というだけで逆に衝撃的でした。
広告による無料ビジネスモデルで言えば、ラジオやテレビなどずっと前からあるものですし、インターネットではSNSに限らすこのモデルが強いです。
この記事自体が無料で読めるようになっているのは広告のおかげですしねぇ。
家族や友人と繋がるために使うのならば悪くない
記事では、SNSに注目する時間が増えることで家族や友人や自分自身に向けられる注目が減ったはず、という点を問題視しています。
これは一部事実であり、一部事実ではないと思います。
というのも、そもそもSNSというのは家族や友人と繋がるためのもの。
X(旧Twitter)を例に取ると、タイムラインを「おすすめ」にするか「フォロー中」にするかの違いです。
「フォロー中」であれば、自分と繋がっている人のポストのみ見えるので、フォローする対象を絞っていれば、まさに家族や友人や自分自身に注目をする使い方になります。
「おすすめ」にすると、好きそうなものをシステムが判断してどんどん出してくるので、家族や友人以外のことに注目が向いてしまう。
SNSにしろインターネットにしろ、道具に過ぎないわけで、使い方次第ということ。
めり込みやすくて怖いのがSNS
SNSというのは、広く浅く繋がれるのは良い点でもありますが、悪い点でもあります。
「フォロワー数=戦闘力」などと考える人もいて、SNSは広く多くの人と繋がるほといいと考えがち。
しかし、広くて浅い関係の友人がたくさんいるよりも一人の親友(朋友・善友)がいる方がいい、をSNSでも実行するのもいいでしょう。
それでものめり込みやすくて怖いのが、SNS・インターネットであることを否定できないのが事実ですけどね。