食品の割引シールに関するアンケート調査
・年収に関わらず、割引シールが貼ってある食品を購入する
・購入しない理由は「賞味期限が短いから」「購入予定の食品ではないから」
・割引シールによって「予定外の食品を購入する」人が多数
・世帯年収が低いほうが、割引シールは来店動機になりえる
株式会社アスマークによる「食品の割引シールに関するアンケート調査」の結果です。
割引シール・半額シールが大好きな人間としては、とても気になる調査です。
アンケートの中では「賞味期限」しか出てきませんが、割引シールが貼られるのは「消費期限」の生鮮品・お惣菜・パン・お弁当などが多いので誤解してなければいいですが。
ちょっと残念なポイントになります。
割引シールが貼られた食品を「よく購入する」が6割も
割引シールが貼られている食品の購入について、「よく購入する」が6割もいるという結果です。
Webアンケートに積極的に答える人(≒ポイ活が好き)、という属性があるとしてもかなり高いですね。
昨今の値上げラッシュで「たまに購入する」から「よく購入する」へとシフトが進んでいるのかもしれません。
年代別で見ると40代が最も高いのは、育ち盛りの子どもがいる家庭でやりくりしている人が多いからかな?
年収別では年収が高いほど減っていて、これも納得できる結果と言えます。
世帯年収が多いほど割引シールの食品を過剰に買う?
割引シールによって引き起こされる行動について年収別で見ると、割引シールの食品を「過剰に購入」や「予定外の食品を購入」が高いのは「年収800万円以上」という結果になっています。
これらは「割引品を買うのは節約にならない(逆効果)」と言われるパターンですが、お金に余裕があるがゆえに陥ってしまう罠なのでしょうか。
私が割引シールの食品を必要以上に買わないのは、余裕がないためなのでそう思ってしまいます。
一方、「割引シールが貼られている時間を狙って店舗に行く」「割引シールが来店にきっかけになる」は「年収300万以下」が最も高いので、時間と労力を費やしていることがわかります。
割引シールの食品はうまく利用すれば節約に繋がりますが、必要以上に買いすぎたら節約にならないし、時間と労力をかけすぎても微妙になるので気をつけたいですね。