台風21号の停電は他人事ではなかった
台風21号で関西電力管内で大規模停電があったと思ったら、直後に北海道電力管内全域が停電するという事態が立て続けに起こりました。
実はおかんが一人で住んでいる実家も停電になったので他人事ではなかったです。その日の夕方には復旧したのが幸いでしたが。
実家には乾電池1本で使える懐中電灯を非常用に置いているのですが、長時間停電になったらすぐに電池交換が必要になるので、すぐに手回し充電ライト(ラジオ付き)をAmazonで注文しました。
北海道の停電の後、買ったライトを始め非常用ライトはAmazonからの出荷品は在庫がなくなり、軒並み値上がりしてました。
でも、一人で真っ暗な夜を過ごすのは不安でたまらないでしょうねぇ…
停電時の頼りは携帯・スマホのみ?
昔の固定電話は、電力がNTT側から供給されているので停電時でも使えました。今のひかり電話はケーブル回線の電話は使えなくなります。
停電時はテレビも見れないし、家のインターネットも使えなくなりますから、連絡手段も情報を得る手段は携帯電話・スマホ、あとはワンセグTV・ラジオくらいですかね。
携帯・スマホにはワンセグやラジオが付いていたり、カメラ用のフラッシュライトや画面を光らせて懐中電灯・ランタン代わりにすることもできます。
スマホがあれば全てができるとも言えますが、スマホのバッテリーがなくなったら全て終わり。スマホの電源確保がとても重要になります。
あらゆるスマホの充電手段を想定している
スマホの充電が命綱になるかもしれないので、その充電手段については色々想定しています。
手回し充電LEDライト(USB給電ポート付)
USB給電ポートが付いた手回し充電ができるLEDライトなら、明かりも得られるし、充電もできる。さらには手回しでいくらでも充電できる。これがあると一番いいと思います。自宅には前からラジオ付きを置いています。
ただ、これで明かりを得ている間はスマホの充電ができません。複数の充電手段を持っておくことは重要です。
モバイルバッテリー
小さなモバイルバッテリーしか持っていませんが、それでもないよりマシ。難点は、しばらく使ってないと放電してしまうことです。
自動車のシガープラグ
普段から車の中で充電が必要になった時のことを考えてシガープラグ→USBのアダプタは装備していますし、100均で買ったケーブルを車の中に置いています。
エンジンをかけなくてもスマホの充電くらいなら問題ないですね。長時間やるとバッテリーが上がるので要注意ですが。
ノートPC
ノートPCがあれば、立ち上げてUSBから充電できます。立ち上げなくてもUSB給電してくれれば一番いいですけど、できるだけ電力消費を抑えるためにBIOSモードにして充電するというのも一つの手段です。
タブレット
タブレットから給電するには「USBホスト変換アダプター(USBホストケーブル・USB OTG ケーブル)」(Andorid)もしくは「Lightning OTG ケーブル(ライトニング USB変換ケーブル)」(iPhone)が必要です。
これがあれば、タブレットやスマホに有線マウスや有線キーボード、USBメモリなどを繋ぐことができるのですが、当然給電もしてくれるのでスマホの充電もできます。
これはおそらくほとんどの人が持ってないアイテムで、一種の裏技かもしれません。Wi-Fiのみのタブレットを持っていて、停電中使えなくなってもバッテリーとしては使えます。
どの充電の場合も、500mAでの給電になると充電時間が長くなる点には気をつけてください。
まとめ
これまでは「停電することはあっても、短時間だろう」と思っていましたし、長時間停電になった時は家にいられない時だろう、と考えていました。
しかし今回の2つの災害で、長時間停電も想定しておかないといけないと思いましたし、スマホの充電について様々な手段を持っておくことが大切だと感じています。