貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

職業に貴賎はある 私が信条に誓ってやりたくなかった仕事とは!?

「どんな仕事にも価値がある」

www.newsweekjapan.jp

下積み時代・売れない時代に色んなバイト・職業をした経験がある俳優は多いと思いますが、一度売れた後はやりにくいといいますね。

顔が知られていると色々言われてしまうし、今だったらSNSですぐに広まってしまいそうですし。

「職業に貴賎なし」とも言いますが、やはり低賃金の仕事をやっていると、蔑んで見る人がいるのも事実です。

「職業に貴賎なし」と言うけれど…

敢えて言いますが、私は「職業に貴賎はある」と思っています。

ただしそれは「高収入=貴/低収入=賤」ではありませんし、人気・不人気や綺麗・汚いとも無関係です。ほとんどの仕事は誰かの役に立っています。

では私が考える「賤業」とは何かと言うと、

  • 人を騙してお金を巻き上げる詐欺のような仕事
  • 労働法違反で搾取するブラック企業の経営者
  • 偽装請負・違法派遣などで中間搾取をする仕事

どれも違法だから当たり前っちゃ当たり前。偽装請負でなくても、多重請負には関わりたくないと思っていましたが。

特に最後は、IT土方と言われる多重請負の世界でそういう人たちと関わって、少なからず中間搾取をされたこともある実体験から来るものです。

かつては「人夫出し」とか「口入屋」と呼ばれた仕事になります。

エンジニアも40代、50代になると人を送り込む側に回る人もいますが、私は信条としてそれだけはやりたくないと思って、そのままセミリタイアしました。

IT業界の仕組みと闇については、こちらの記事がわかりやすいです。

www.atmarkit.co.jp

憲法で定められた「勤労の権利」を求める

憲法で勤労と言えば多くの人が「義務」が思い浮かぶかもしれませんが、憲法二十七条には「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。」とあるように、「権利」が先です。

その権利から、国は法律に違反しない労働環境を提供することが求められるわけですが、現状ではほど遠いですね。

労働基準法第6条(中間搾取の排除)でも

何人も、法律に基いて許される場合の外、業として他人の就業に介入して利益を得てはならない。 

と規定されていますし、より厳密に法の適用が求められているはずなのですが・・・

あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。