貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

ゆとりあるセカンドライフに必要な生活費、単身者の平均は月22.9万円

ゆとりあるセカンドライフに必要な生活費は夫婦で平均27.6万円?

shisankeisei.jp

日本生命が発表した調査結果はこちらです。

ニッセイ インターネットアンケート ~「セカンドライフ」に関する意識調査~(pdf)

ゆとりある老後に必要な生活費」と言えば、生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」による「夫婦で月35万円」という数字が有名です。

この数字を使って、FPは「ゆとりある老後には1億円が必要!」と言って不安を煽る構造が出来上がってしまいました。

一方、ニッセイのアンケートでは、夫婦の平均は月27.6万円、単身者の平均は月22.9万円という結果です。

母集団の違いや、質問の仕方で変わるとは思いますが、あまりに差がありすぎて驚きます。まぁこういう数字はあまり正確ではないという裏付けでもありますね。

年代別で見ると、60代が高く、70代で下がる

生命保険文化センターの調査は18~69歳の男女が対象ですが、ニッセイの調査は70代以上も対象に入っていて、年代別の結果も出しています。

現役世代にとって老後の生活は「想定」になりますが、70代の数字は実感こもったリアルな数字になります。実際の数字は、60代が一番高めで、70代以上は下がっています。

60代は仕事を辞めたばかりで一番収入が多かった時代の金遣いが続いてしまっているのでしょうかねぇ…

定年前に老後のことを想定して支出を減らしておくのは大切なことだと実感します。

70代以上の単身者では15万円未満でゆとりがある人は13%

私が気になるのは単身者の調査結果なわけですが、ゆとりがある生活費が15万円未満と答えたのは全年代で10%、70代以上なら13%となっています。

15万円未満でゆとりがある人なら、最低生活費は10万円未満になるのでしょうか。

持ち家のある・なしで大きく変わってくるとは思いますが、この10~13%に入る生活が私が目指すべきところかな。

本人が「ゆとりがある」と思えばそれでいいわけですから。

日経おとなのOFF 2018年 9 月号