貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

新指標「修正エンゲル係数」から見えてくるもの

爆誕した新指標「修正エンゲル係数」

buzzap.jp

まーこれは政策が効果を上げているというデータを必死に造り出した感が強いですねぇ。

新しい指標や統計を取り入れて、様々な視点で経済を見ていくこと自体は悪くないのですけど、今やると穿った見方されるのは必然です。

どうせやるなら、年齢階級別に出すとか、年収帯別に出すとか、もっと多角的に出してもらいたい。

「修正エンゲル係数」から見えてくるもの

直近の数年間で、従来のエンゲル係数と修正エンゲル係数で動きが逆になっている点は、どういう意味を持つのかを分析すべきです。

一つ考えられるのは、老後の不安から今の生活のうち食費などの生活必需品以外の支出を抑えて、その分を貯金に回している人が増えているという仮説です。

少なくとも、お金が増えた分を貯金に回すことがあっても、贅沢品などの消費には回っていないと言えるのではないかと。

エンゲル係数=生活困窮度」という単純な指標ではなくなっていますが、デフレからの脱却が進まない原因の一端は見えてきます。

2018年の私のエンゲル係数は18.5%

ちなみに、私の2018年のエンゲル係数は約18.5%でした。

食費にお酒の額を入れようと思いましたが、正確な数字がもうわからないのでやや適当です。

それでも、世間の平均が22~24%なのでかなり低いんですよね。

セミリタイア生活当初と比べると、全体の支出額が減っているけど、食費はそれ以上に減っています。

同じアパートに住み続けているので住居費はずっと同じですが、支出額が減った分その割合は増えています。

こちらのデータを見ると、単身者の家賃手取り比は増加しています。

www.garbagenews.net

家賃が高くなっている分、食費を減らしているとすれば、エンゲル係数だけを見てもしょうがないわけですよね。

結論としては「子供部屋おじさん最強」になります。

食材を使い切るのがおもしろくなる本