手取り35万円中30万円を貯金
私も30過ぎまで従業員として働いていた時に貯めた貯金・退職金を、退職後仕事がない時期に減らしていってからライフスタイルを変えました。
この方も2年間の失業期間で生活苦を経験して節約生活をスタートしたということで、ちょっといやかなり共感するものがあります。
「一度上げた生活水準は中々下げることはできない」とは言いますが、失業などで収入が減ってしまい、切羽詰まれば変われるものです。
変わってから、収入が増えても元に戻さないのが重要なポイントになります。
家計簿には疑問点も
手取り35万円のうち30万円を貯金に回し、2.5万円は投資し、生活費は2万5千円。その最大のポイントは1000万の安いマンションを買って住んでいるところ。
ただ、この記事の家計簿には住居費をゼロにしていますが、管理費や修繕積立費が毎月かかるんじゃないのかなぁ？
通信費は株主優待で0円となってはいますが、ソフトバンクは1000円割引なので0円にはならないのでMVNO使っているのでしょうか？
1000～1500円くらいのMVNOの通信料金なら、株主優待使わない方がいいようにも思います。
これらは正確な家計簿ではなく、記事として盛っているのかもしれません…
節約のため保険に一切入っていない
記事の最後は「節約のため保険に一切入っていない鈴木さんが、ライフプランをまっとうできることを祈りたい。」という一文で締めくくっていますが、まるでリスクが高いかのようなまとめ方ですね。
フリーランス（自営業）ならともかく、サラリーマンで働いていれば厚生年金も納めているはずで、障害者になっても障害年金を受けられるでしょう。
病気や怪我で長期入院をしても、傷病手当金があります。3000万円の貯金があるから目先のお金で困ることもありません。
この生活ができるのなら、資産が1億円に達する前に仕事を辞めたくなるのでは、と思ってしまいました。
仮に60歳までに1億円を貯められなくても、老後に働く必要があるとは思えませんしね。
