「スマホ認知症」の恐怖
「認知症」と言うと、昨日食べたものを思い出せなかったり、悪化するとさっきご飯を食べたことを忘れてまたご飯を要求したりする、主に短期記憶への影響が大きいものです。
「スマホ認知症」は、人の名前などの固有名詞が出てこなくなるなど、加齢と共に起きる、いわゆる「物忘れ」の方です。
「認知症」という単語は敢えて使っているようですが、すぐに認知症のような症状になるという誤解はしない方がいいですね。
加齢で物忘れが増えている上に、ネット依存(PC依存・スマホ依存)の自分にとっては、あまり他人事ではないのですが。
加齢で物忘れが増えるのは当たり前
加齢による物忘れは誰にでも起きることです。人間は生活の中でどんどん記憶を増やしていくため、記憶を取り出すのが難しくなってくるからです。
スマホ(ネット)を見ているとどんどん情報を取り込んでしまうため、記憶の取り出しがしにくくなって、物忘れを加速させる可能性はありますね。
しかも物忘れをしても、スマホを使ってすぐに調べられてしまいます。
ただ、これが一概に悪いことだとは思いません。記憶を呼び起こして記憶の整理に繋がるからです。「なんだったっけ?」で終わる方がよくないんじゃないかと。
脳の処理能力が落ちた「脳過労」の状態がずっと続くのは怖いので、やはり休ませた方がいいんでしょうね。
たまにはデジタルデトックスを
でもあまりにスマホ・ネットにかじりつくのはよくないので、たまにはデジタルデトックスした方がいいと思います。
休日に旅行に出た時や盆や正月に実家に帰った時などに、使用は必要最低限にしてSNSは使わないようにするのがいいかもしれません。
私も数年前、元日は一切ネットを見ないというのをやってみたことがあります。
1日使わなくてもだいじょうぶだったので、自分のネット依存症はまだひどくないのだと認識できました(;´∀`)
今もお盆で実家に帰っているので、1日くらい「デジタルデトックス」すべきなのでしょうけど、今回はちょっとできないかなぁ…