日本人は休むにも「訓練」が必要?
日本人が休みづらい・休日をうまく過ごせない原因として
- 休みを取りづらい職場環境(有給取得に罪悪感)
- 休みがあっても何をしたらいいかわからない
- 休みはお金がないと楽しめないと考えてしまう
ということですかね。休みを取りづらいのは自分だけの問題ではありませんが、過ごし方の問題は自分の問題なので訓練次第です。
いや休むのに「訓練」ってどうなのよって思いますけど。
早期リタイアも「訓練」が必要?
これを早期リタイア・セミリタイアに当てはめても同じことが言えます。
- 早期リタイアしづらい社会環境(無職に罪悪感)
- 早期リタイアしても何をしたらいいかわからない
- 早期リタイア生活はお金がないと楽しめないと考えてしまう
休日をうまく過ごせない人達からみれば、早期リタイア・セミリタイア生活は「何をしたらいいかわからない」「お金がないと楽しめない」と思ってしまうのでしょう。
だから「暇でしょうがない」というイメージを持つのもしょうがないかと。
さらに定年退職してからの老後・リタイア後の生活でも同じことが言えます。休日をうまく過ごせない人達は老後のために休む訓練はしておいた方がいいのかもしれません。
休むことのメリットは多い
日本で「休む=遊ぶ=働く時間が減る」という意識が未だに残っている人や職場は、長時間労働がはびこっています。
記事のように、うまく休んでリフレッシュすると仕事の効率が上がる、逆に働きすぎは仕事の効率がどんどん下がっていく、という認識を持つべきなんですけどねぇ。
ただし、日本の政府も「祝日を増やすと余暇での消費が増える」といった考えはあらためていくべきです。
今の若い世代はお金を使わなくても休日を楽しむようになっていますし、皆同じ日に休む休み方から、休みたい日に有給を使って休むようにならないと。
もちろん、勤続年数で有給が増える仕組み(有給休暇付与ルール)も改革すべきです。
休み方改革には、個人の意識、職場の環境、政府の対応それぞれが必要です。