「○万円で暮らせるバンコク」の嘘
記事をまとめると
- 「3万円で暮らせるバンコク」なんてのはいつの話よ?
- 日本人が健康に過ごすには5万円でも足りない
- 日本と同じ水準で考えると、相当高い
というとこですかね。東南アジア各国は賃金も物価も上昇しているので、当然のことです。
日本でも超節約生活(貧乏生活)でやろうと思えば「5万円で暮らせる」と言えるレベルは可能でしょう。
そういう意味での「3万円で暮らせるバンコク」をしたいと思って行く人はいませんし、現実的なレベルで考えれば、日本との差は小さくなくなってしまいます。
よほど現地に馴染んでしまえる人なら別ですけどね。
これからも物価は上がっていく
日本では物価が上がっていく感覚が薄れていますが、かつては「狂乱物価」と言われるインフレがありました。
かつてトイレットペーパー争奪戦が繰り広げられていた第一次オイルショックの頃の話です。
日本でまた「狂乱物価」やバブル期のようなインフレが起きるとは考えにくいですが、発展中のアジア各国ではまだまだ物価が上がっていくでしょう。
今でもそうですが、相対的に日本は安く感じられるので、海外からの観光客が増えます。
今は新型コロナウイルスの影響が大きすぎて来なくなってますけどね。
日本はトイレットペーパーが安い!
ちなみに、日本を含めたアジア各国の物価比較をぐぐってみたら、驚きのデータを発見しました。
10項目の合計価格では、日本・韓国・香港が物価の高い国で並んでいます。
ただ、日本の場合は物価を引き上げているのが主に交通機関の料金で、日用品は高くありません。
そしてトイレットペーパーに至っては「1ロール27円」で断トツの最安!
「1ロール」と言っても商品によって長さが違ったりするので、正しい比較になってるのかは疑問ですが、確かに安いものでは12ロールで298円くらいは当たり前、198円の激安トイレットペーパーも売ってますからねぇ。
日本の100円ショップは外国人に安く感じるそうですし、日本の日用品は全体的に安いのかな。
公共交通機関を使わないひきこもり生活なら、日本は本当に安く暮らせる国なのかも?
ただ安いかどうかだけではなく、自分のライフスタイルに合った、住み心地のいい場所に住むのが一番だと思います。