「大・早期退職時代」到来
いま、コロナショックによる"雇用クライシス"が叫ばれている。4月28日の総務省の発表によると、完全失業者数は176万人と前年同月に比べ2万人も増加している。さらに、アメリカでは4月の失業率は14.7%と戦後最悪となった。「これから起きるのは、早期退職と大規模なリストラ。雇用大崩壊はすでに始まっています」。
「大・早期退職時代」って以前にも聞いた言葉だなー、「大海賊時代かよw」と言いたくなった記憶がー、などと思っていたら、やはり以前に記事を書いていました。
現代ビジネスの記事で別の方が使っていた言葉のようですね。
このところ早期退職の希望者を募集する企業が増えていたので、既に「大・早期退職時代」へと突入していました。
もちろん、コロナ不況によって加速するのでしょうね。
倒産や整理解雇が相次ぐ可能性も…
早期退職優遇制度で割増退職金がもらえるなら、ずっとマシかもしれません。
レナウンは民事再生手続きに入ると発表があったように、アパレル業界はかなり厳しいのでこれで終わらないと思います。
航空会社・鉄道会社・バス会社などの運輸業界、ホテルなどの旅行観光業界もどこまで人員削減することになるやら。
大手企業なら先ず希望退職が募られますが、契約社員や派遣社員は契約の終わりで雇い止めされたり、下請けも契約打ち切りとなると一気に倒産するところも出るでしょう。
「大・早期退職時代」は生易しい言葉に聞こえますよね。比較的恵まれた人だけの話ですから。
世界恐慌となれば、待っているシナリオは…
このまま倒産が相次ぎ、連鎖倒産や自己破産が増えると、金融機関の破綻の可能性もありますかね?
もちろん、国家財政の破綻というシナリオも…
このまま国債大増発してお金を配るなら、まさかの「現代貨幣理論(MMT)」を試すことになりますね。
最悪のシナリオとして、ハイパーインフレが起きる覚悟をしておかないといけないかな…