相次ぐコロナ検査拒否
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、感染の有無を判定するPCR検査などを拒否する事例が相次いでいることが27日、医療関係者への取材で分かった。適切な隔離がされず、経路不明の感染を広げている恐れがある。感染者に対する不適切な対応が検査拒否を助長している可能性もあり、医療関係者は早急な対策を求めている。
新型コロナの感染拡大は第3波が到来していると見られていますが、感染経路不明の割合が高くてもう追いきれてはいません。
市中感染(感染経路不明)の最大の原因は、若い人を中心に症状がない人・症状が非常に軽い人が多いことだと思いますが、記事にあるような検査拒否の影響も少なからずあるように思います。
当初は保健所の方が拒んでいたくらいだったのに…
春先の第1波の頃は、保健所がPCR検査を受けさせるハードルをかなり高く設定していたために批判がありました。
「PCR検査を受けたいのに受けられない」という話だったわけですね。
PCR検査の数に限界があったためハードルを高く設定せざるを得なかった事情もあるとは思いますが、ちょっと厳しすぎた印象はあります。
それ以上に、政府や都道府県げPCR検査の数を増やすためにもっと動くべきだったと感じました。
今はPCR検査の数も随分増えて受けやすくなったのに、「PCR検査を受けるべきなのに受けたがらない」が問題になるとはねぇ…
PCR検査を受けて陽性になったら、不利益なことが多すぎる現実があるので当人を責めるのも酷ですけど。
大人しくひきこもってくれれば…
それでも、感染しているかもしれない自覚がある人が、PCR検査を受けなくても自主的に隔離生活(ひきこもり)をしてくれれば、感染を拡げることはないと思います。
実際、濃厚接触者や海外から入ってきた人でも、症状がない人はPCR検査をせずに自主隔離を求められるだけだったりしますし。
しかし症状がないからと安心して外を出歩いたり、仕事に出て拡めてしまう方が怖いですね。家族に危険を伝えないと、家族間で感染を拡げる可能性もあります。
そういう状況が続くと、いつまで経っても市中感染が続くことになりそうですね…