エシカルな人プロファイル分析
マクロミルは3月22日、「エシカルな人プロファイル分析」を発表した。調査は1~2月にネット上で実施し、「環境や社会貢献活動をしている企業の商品を買う」「地産地消」などエシカルな行動を意識している20~69歳の男女111人の回答を抽出した。
同社は”エシカルな人”を「自分の好きなコト・モノを大事にしながら慎ましく生活する人たち」と表現。
「自分の好きなコト・モノを大事にしながら慎ましく生活する人たち」との表現であれば、自分はその「エシカルな人」に該当していると思います。
慎ましく生活というよりは、倹しく(約しく)生活していると言った方がピッタリかもしれません。
自分の好きなコト・モノを楽しむ時間をかけたいからこその貧乏セミリタイア生活なわけで。
でも、自分の生活が「エシカル(倫理的・道徳的)」かと問われると、一部では当たっているかもしれないけど、一部だけなのでちょっとこそばゆいです。
「ていねいなくらし」には程遠い
「エシカル消費」の生活を「ていねいなくらし」と表現している記事があると、以前書いたことがありました。
にほんブログ村の「丁寧な暮らし」カテゴリーは、今や1000ブログを超えている人気カテゴリーとなっています。
流行を追いかけず、ライフウェアを着続けている私も一部では「ていねいなくらし」になっています。
しかしながら、倹しい生活のため安いものを追いかけているので、それがどこかで労働環境に配慮していない現場に繋がっている可能性があります。
そもそも私の場合は、丁寧さのかけらもないような生活なんですけどね。
安心できるメーカー・商品がわからない
アンケートでは、「安心できるメーカー・商品を選んで愛用する」という傾向があったそうです。
では値段が高いがしっかりSDGsに配慮している会社を選んでいる人ならエシカル消費ができるかというと、見えないところでエシカルになってないケースも見られます。
例えば、SDGsへの配慮を謳っているスターバックスコーヒーですら、そこで売られているものが外国人技能実習生をこき使っている事例もありました。
「安心できるメーカー・商品を選んで愛用する」が、本当にエシカル(倫理的・道徳的)になっているのか、消費者側では検証しきれませんからね。
自己満足の世界と言われればそれまでですけれど。