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年金手帳を色違いで2冊持ってるのはどんな人?

年金手帳は2022年に廃止

mainichi.jp

公的年金の被保険者(加入者)に交付する年金手帳が来年度に廃止される。年金記録の証明書として大切に保管するよう求められ「将来年金を受け取るための重要書類」と考える人は多いだろう。だが、その本来の役割はかなり以前から次第に薄れていた。なぜだろうか。年金手帳の役割を公的年金制度の経緯とともに振り返ってみよう。

銀行通帳の有料化・Web通帳への切り替えを促す流れがありますが、年金手帳の方は来年(令和4年・2022年)に廃止されるそうです。

年金記録はねんきん定期便が送られてきたり、ねんきんネットで確認できるので、年金記録の証明書という意味合いは既に無くなっていました。

結局は基礎年金番号を確認するための書類ですね。後は厚生年金基金関連の書類を挟んでおくのに便利なくらい。

ということで、年金手帳廃止後は「基礎年金番号通知書」が送付されるそうです。

ちなみに、基礎年金番号を忘れても、年金の相談・照会についてはマイナンバーでも可能になっています。(日本年金機構におけるマイナンバーへの対応

年金の記事で年金手帳を2冊持ってるのはおかしい?

ところで、年金の話題を取り扱った記事で、オレンジ色と青色の2冊の年金手帳を手に持っている写真に違和感はありませんか?

なぜなら、年金手帳は1人1冊であって、2冊持つものではありません。

色の違いは手帳を年金の加入時期によるもので、昭和49年からオレンジ、平成9年から青が発行されています。

昭和49年以前は茶色で、手帳がなく基礎年金番号通知書だった人もいます。(基礎年金番号・年金手帳について

今の現役世代はオレンジ色か青色の年金手帳のどちらかを持っているため、片方だけの写真では誤解を招くため両方出しているのでしょうね。

私は年金手帳を2冊持っている人間です!

しかしながら、中には色違いの年金手帳を2冊持っている人もいます。ええ、私がそうです。

年金手帳

オレンジ色の年金手帳は新卒で就職した時にを交付されたもの。

青色の年金手帳は、新卒で就職会社を辞めてしばらくフリーランスをした後にある会社に就職した際に交付されたものです。

本来、就職する毎に交付されるものではありません。年金手帳持ってますか?と聞かれたときに、手元に見当たらなくて「失くしました」と言ったら再交付されました。

それが平成9年以降だったため、色が変わったということです。青色の方には「再交付」のゴム印が押されています。

そして、家を掃除していた時に古いオレンジ色の年金手帳が見つかったため、色違いの2冊持ちになりました。

古いオレンジ色の年金手帳は意味がない、というかもう年金手帳がなくても関係のない時代に入ってますけど。

つまり年金手帳を色違いで2冊持ってるのは、年金手帳を失くしたのに見つかったおっちょこちょいな人、ですね。

第4版 10分でわかる 得する年金のもらい方