在宅勤務の“チリツモ出費”調査結果
今回の調査では、携帯電話やパソコン、プリンターなどのオフィス機器や、空調や照明、トイレや給茶機などの設備類など、当たり前のようにオフィスで使用していたものが、在宅勤務によって会社負担から自己負担になる“チリツモ出費”がモヤモヤとしたストレスにつながっているのではないか、という観点からアンケート調査を実施しました。
コロナ禍の在宅勤務で気になった費用負担項目の調査で、男女ともに1位は電気代。これは夏場は特に気になるでしょうねぇ。
3位には水道代が入っているように、水道光熱費の負担が最も気になったと言えるでしょうか。
在宅勤務でも「ラテマネー」が気になる
男性の2位が「コーヒー代やお茶代などの飲料代」となっているのが注目点です。
コンビニやカフェなどでつい買ってしまう、1回あたりの金額が少なく見過ごされがちな出費を「ラテマネー」と言いますが、まさにその代表。
在宅勤務になればコンビニやカフェ、あるいは自動販売機などで飲料をつい買ってしまうことがなく、むしろ「ラテマネー」の節約になりそうなのになぜ?と思いました。
「ラテマネー」の節約には、マイボトルに飲料を入れて持っていくのが定番の節約術と言われますが、在宅勤務ならその必要もなし。
どうして負担が増えたと感じるのか不思議なくらいですよね。
在宅勤務ができるのは恵まれた職場環境の人?
在宅勤務で「コーヒー代やお茶代などの飲料代」の負担が増えたと感じている人は、おそらく職場では無料や格安でコーヒーやお茶が飲めたということなんでしょう。
自由に使える電気ポットやお湯が出るウォーターサーバを従業員向けに提供している会社は珍しくないですし、お茶も提供されてる場合もあります。
コーヒーなどは職場でみんなでお金を出し合って安くまとめ買いして共有しているところもあります。
コーヒーを自分で淹れるのは洗う手間もあるし、豆も高くつきますからねぇ。
在宅勤務ができる人は、もともと恵まれた会社・職場環境だと思いますが、福利厚生面でもやはり恵まれているのだと感じさせる調査でした。