毎日充実感を味わえる夕飯作り
現在上映中の劇場版『きのう何食べた?』は、好調なすべり出しを見せているようです。
劇場版の公開に合わせて公開されたドラマ版の5分ダイジェスト動画を見て、あらためて気になるセリフがありました。
「こんな充実感を1日1回、必ず味わえるなんて夕飯作りは偉大だ」(上記動画では47秒あたりから)
原作でも前後が違いますが、同じセリフが1話に登場します。シロさんの生活と性格を視聴者・読者に伝えるセリフですね。
日常生活で「充実感」を得られる方がいい
料理が嫌いな人にとっては、この充実感は理解し難いかもしれません。
掃除が嫌いな人から見れば、掃除好きの人が掃除を終えた時に得られる充実感は理解し難いだろうし、充実感はあっても面倒臭さが勝っているのかも。
これらは節約にだって言えますね。節約できて充実感や達成感を得られる人もいれば、ただ面倒くさい・ケチくさいと感じてしまう人もいます。
倹約家のシロさんはなじみの安いスーパーでいい買物ができると充実感を得られてそうだし、それで美味しい料理を作れたらさらに充実感を得られて、毎日が楽しそうです。
コロナ禍でもストレスなく生活を楽しめる
いわゆるハレとケの「ハレ」であるイベントや飲み会などに充実感を求めていた人は、コロナ禍でそれがなくなってストレスを溜めていたことでしょう。
一方、日常生活で充実感を得られる人は、コロナ禍の自粛生活でもストレスを溜めることなく生活ができていたはず。
仕事で得られる充実感がすべてだった人は、定年退職したら充実感を得られなくなってしまいますから、日常生活で充実感を得るように頭を切り替えないといけません。
ハレとケの「ハレ」だけを楽しむのではなく、「ハレ」と「ケ」の両方で充実感を得られれば最強です。