ウクライナ危機でこれから値上がりするモノ
ロシアによるウクライナ侵攻で、日本を含めてロシアとの取引を停止した影響だけでもかなり広範囲。
ウクライナで生産されるものも入ってこなくなりますし、物流への影響もあります。
その中でも石油・天然ガスの影響範囲は広いですねぇ。小麦やそばなどの穀物類もかなりでかい。
先日発表された小麦の政府売渡価格は、前期比17.3%増で過去2番目の高さでしたが、次はこれを上回りそう。
夏場の電気代がきになりますし、パンや麺類が値上げされると節約生活が厳しくなりますねぇ…
また半導体製造が遅れるかも
コロナ禍で半導体製造が遅れた影響は、自動車の減産もありましたし、ガス給湯器が入手困難になるなどの影響も出ました。
ウクライナがシェアの約半分を占める半導体製造用のガスの生産がストップしたらしいので、この影響が近いうちにでそうです。
戻っていた自動車生産がまた減りそうだし、PS5は入手困難が続きそうですねぇ…
記事には書かれていませんが、ニッケル不足でステンレス製品の高騰が考えられます。
パラジウム不足は、銀歯が作れないため歯の治療が受けられない事態になるかもしれません。
これはセラミック系の詰め物へとシフトしていけば回避できそう。2022年の改訂で一部保険適用されるそうですし。
セラミック系の方が白で目立たなくていいんですよねぇ。
ダイヤモンドはもう人工でいいじゃない
ロシアはダイヤモンドの一大産地ですが、輸入を停止する影響でダイヤモンドの価格が高騰しそう。
ただ、ロシアのダイヤモンド採掘は永久凍土をえぐって掘ってる問題もあります。
ダイヤモンドは人工(ラボダイヤ)の方が不純物が少なくて透明度が高いのに、天然の方がずっと高いという市場です。
SDGsで考えるなら、これを機に人工ダイヤにシフトした方がいいんじゃないのかな?
ダイヤを求めるお金持ちが「人工ダイヤの方がいい」と一斉に言い始めたら市場が一気に変わるはず。
天然信仰は早々変わらないような気がしますが…