新規にお墓を買う人の41.5%が「樹木葬」
1. お墓選びの三大テーマは「お墓の種類」、「自宅から霊園までのアクセス」、「金額」
2.お墓の主流は「一般墓」から「樹木葬」で定着
3.一般墓、樹木葬の購入価格は直近5年間では変化なし、納骨堂は下落傾向
4.平均年間管理費は一般墓7,907円、樹木葬6,027円、納骨堂11,893円
将来の購入意向ではなく、「いいお墓」経由で実際にお墓を購入した方へのアンケートです。
2018年→2022年の間に、「一般墓」が46.7%→25.8%と大幅減なのに対して、「樹木葬」は24.9%→41.5%と大幅増。この数年で完全に逆転したわけですね。
ただこれは新しくお墓を買った人へのアンケートなので、先祖代々のお墓や親が立てたお墓(一般墓)に入る人もたくさんいるはず。
昔と比べて一般墓は色々と高くなったし、お墓の管理を子どもに押し付けるのが申し訳なかったりしますからねぇ。
「樹木葬」を買った人の約8割が「管理費なし」
「樹木葬」の平均購入価格は約70万円。一般墓の半分以下とは言え結構高いです。
「樹木葬」と言っても、大きな樹木の根元に散骨するのではなく、大きな樹木をシンボルとした合葬墓・共同埋葬だったり、同じ敷地で個別埋葬するケースもありますからね。
一方、管理費は一般墓の平均が7,907円なのに対して、樹木葬は6,027円とあまり差がありません。
その理由は、樹木葬の約8割は「管理費はかからない」で、それを除いた管理費を払ってる人の平均だから。
いや平均だったらそれを0円として出せばよくないか?中央値だったらもちろん0円ってことですね。
「いいお墓」経由でお墓を買う人は、購入時の費用も、将来かかる費用もよく考えて比較して買う人が多いので、このような結果になったのでしょうか。
一般墓を新規で買う人より、墓じまいする人の方が増える時代も近いかも?