激務で鍛えられた人はQoLが高くなる?
一社目激務でバチクソに鍛えられた人とずっとゆるふわで働いてる人のその後を観察すると、プライベートのキャパも圧倒的に前者が大きいので、やはり人生のどこかで数年は自分に負荷をかけたほうが総合的なスパンでのQOLは向上すると思うんだよな。
— ギンギン👺 (@ropponginza) 2022年5月28日
激務でも潰れることなく生き延びた人と、ずっとゆるふわで働いてる人を比較したら、激務を生き延びた人の方がメンタルキャパシティは強いでしょう。
これは「生存者バイアス」がかかった認識に過ぎないと、多くの人が指摘している通りです。
これを書かれた方は一社目がメガバンクのようですから、まさに激務を生き延びて来た人で、自分のQoLが高いと思っていて、その理由をそこでの激務に求めているのかな?
「体育会系の部活でしごかれた(体罰)経験で今の自分がいる」と言う人と似てるなーという印象です。
メガバンクで激務をするような層は給料もたくさん貰えるし、転職しても高給貰えるわけで、金銭的な意味でのQoLは高くなるとは思います
人間の成長にとって適切な負荷は必要
ただ比べてるのが両極端なだけで、人間にとって適切な負荷は必要です。
筋トレがまさにわかりやすい例で、適切な負荷をかければ筋力はアップしますが、無茶な負荷をかけたら怪我をします。
ゆるふわで働いていると負荷がかからないからキャパが少ないだけでなく、給料も少なくて老後の生活は激務で高給を貰っていた人と較べると苦しくなります。
ただ現役時代ずっと激務の人とずっとゆるふわの人で較べると、現役時代のプライベートの時間が多いのはゆるふわの人。
この時間をしっかり楽しめる趣味を持っている人なら、QoLを高められるはず。
老後のことを考えたらどうなんだろう?
さらに老後を考えると、ずっと激務で仕事人間だった人は老後(定年退職後)何もすることがなくなって困るリスクがあります。
激務の中でも定年後からでもプライベートを充実させられる、と反論があるかもしれませんが、それこそ一般化しにくい少数のケース。
アメリカでの元々の早期リタイアする人のイメージのように、若いうちに激務かつ高給でがっつり稼いでから悠々自適の早期リタイア生活を送る方が良いのかと。
アメリカのように若くても能力があればがっつり稼げて、かつ投資で増やせる環境があってのことで、日本じゃ悠々自適の生活するのはハードル高いですね。
人によって向いた生き方、働き方、プライベートの充実のさせ方は違うし、QoLの感じ方も人それぞれだし、較べて(マウント取って)もしょうがないですね。