ラーメンの適正価格論争が勃発
発端となった本田圭佑氏のツイートがこちら。
ラーメン屋。あの美味さで730円は安すぎる。もうちょっと値上げするべき。ってか色んな業界がもう少し値上げするべき。高すぎるか安すぎるかの両極になり過ぎ。次ラーメン食うときは2000円支払います。必ず。 pic.twitter.com/OqzRducvWL
— Keisuke Honda (@kskgroup2017) 2023年1月9日
ラーメンは値段の割に美味しいのが基本で、コスパが高い外食の代表と思います。
まぁほとんどのお店は狭くて落ち着けるものではなく、B級グルメの代表と言ってもいいと思いますが。
昨今の物価高騰で多少の値上げはやむを得ないと考える人は多いでしょうけど、2000円になったら気軽に行けなくなるという人が増えるのもまた現実。
1年持たないラーメン店が4割
2000円出せるのは本田圭佑氏だからであって、価格設定を高くしすぎると競合の他店に客を奪われてしまうだけです。
そうでなくてもラーメン店は競争が激しく、営業開始から1年以内に4割が、3年以内には7割が閉店します。
2000円あるなら別のもの食べに行こうとなりそうですしねぇ…
ドリンクやサイドメニューを頼むのがいい?
アメリカなど国によってはチップの制度があります。お金を多めに出したい人はチップを出すのも一つの考え方ですが、日本では難しいかな。
テレビでこの話題を取り上げていたある番組で、シャンプーハットのてつじは「サイドメニュー頼んで売上げ増やして」と提案。
ドリンク類は粗利率が高い割に手間がかからないですから、お店にとってはありがたいんですよね。
ただし「15分ぐらいで出て行ってほしい」というのが、実際にお店を出した経験があるてつじらしい言葉でした。
外食産業は今後も厳しい
でも私はセミリタイア生活に入ってからは、730円のラーメンですら食べに行こうとは思わなくなりました。
物価高騰で生活が苦しくなっているため、外食に行く回数を減らす人が多くなり、外食産業は厳しい時代が続きそうですね。
「給料倍になれば2000円でも食べに行く」という意見があるように、賃金が上がらないことには厳しいと思います。