ぎ「手数料」を安く抑える対処法
ここ数年、いろいろなサービスで手数料の負担が大きくなっています。
銀行の紙の通帳のように無料だったものが有料化されたり、手数料の金額が引き上げられたり。
例えば、三菱UFJ銀行では、2023年10月2日から店頭窓口・ATM 振込手数料が改定されました。店頭の窓口で他行あての振込をする場合、これまでは594~770円だった手数料が990円に、ATMでは現金振込の手数料が374~550円から880円になりました。
三菱UFJ銀行は今月から振込手数料を大幅値上げしていたのですね。もう現金振込なんてずっとしていないし全くノーチェックでした。
ATMで現金振込したら880円とは。同じATMでもカードを使った場合は3万円以上なら値下げになっているんですね。
つまり、ATMでの現金の取り扱いのコストが重荷になっていると。
現金を回収・補充したり、読み取れないケースに対応したり、さらにもうすぐ新紙幣への切り替えがあるので、改修コストも相当かかると予想されます。
これは他の銀行でも同じ悩みを持っているので、追従する銀行が出てきそう。
条件付きで0円になる
銀行からすれば、振込はネットバンキングでやってくれ、と思っているでしょうね。
ネットバンキングが最も安いし、条件付きで一定回数までは0円になる仕組みがあるのでこれを使わないのはもったいない。
三菱UFJ銀行の場合は、「スーパー普通預金(メインバンク プラス)」でATM手数料の無料もありますし。
優遇条件は預金額ではなく、1回10万円以上の給与・年金の受け取りかEco通帳でもいいとしているのでハードルはかなり低いですね。
年金は2ヶ月分が一度に振り込まれるので、ほとんどの人は1回10万円をクリアできてしまいますから。
みずほ銀行の二の舞いにならないことを祈る
三菱UFJ銀行は10年・1400億円をかけて勘定系システムを中心にアーキテクチャの刷新をするそうです。
みずほ銀行のシステム統合にかかった3000億円と比べれ半分以下だし、三菱UFJ銀行はシステム統合済みなのでトラブルの可能性は低いはず。
ただシステムの刷新は常にリスクと隣り合わせだし、難航して費用が膨れ上がる可能性もあります。
そうなったらさらに手数料の値上げがあるかもしれないので、無事終わることを祈ります。