30代~40代、50代でやっておきたいこと
人生100年時代を迎え、長~い老後のお金の不安を減らすために、今からできることをピックアップ。先を見越して計画を練り、早いうちから備えることは、充実した現役生活を送ることにもつながります!
「老後難民」はちょっと仰々しく感じますが、老後の備えは30代・40代から少しずつ始めておいたほうがいいのは間違いありません。
そこに力を入れすぎて30代・40代を犠牲にしないように気をつけるのは前提ですが。
一方、50代になったら始めることには刺さるものがありました。まぁ自分が今50代だからというのもあります。
50代になったら始めること
「50代になったら始める」ことのうち、「老後にやりたいことやどう暮らしたいかを具体的に書き出す」と「老後の家計表を想像して書いてみる」の2つは刺さりました。
「老後資金2000万円問題」の根拠は、今の高齢無職夫婦の平均収支額(赤字額)でしかありません。
実際は収入(年金)も支出も人それぞれであるので、老後必要な貯蓄額も人それぞれ。
老後どんな暮らしをしたいかにもよりますし、それを具体的に考えた上で家計を想像してみるのはとても重要です。
これはFIRE(早期リタイア)にも言えることですね。
「やりたいことやどう暮らしたいか」をはっきりしないままFIRE(早期リタイア)したら、すぐに飽きて「FIRE卒業」になるパターンですから。
もちろん想定通りにはいかない
もちろん書き出してみたからといって、実際の老後の生活がすぐにその想定通りになる保証はありません。
現役時代の生活から老後の生活へとダウンサイジングするにしても、すぐには下げられませんし。
年金をもらい始める前に「プレ年金生活」を体験できれば、想定と現実のずれを埋められていいですけど。
家計・老後資金の問題も重要ですが、自分にとってやりたいことは何か、死ぬまでにやっておきたいことは何か、を見つめ直すほうが重要だと思います。
そのために必要なお金はいかほどかを考えないと、本当の意味での必要な老後資金はわかりませんからね。