「寝そべり族」「四不青年」を経て「十不青年」
テレビで中国の経済停滞について取り上げている中で、「四不青年」という言葉を紹介していました。
「恋愛・結婚・家・子ども」の4つを否定するというもので、3年ほど前に話題になった「寝そべり族」と共通点があるというか、その延長線上と位置付けられるのかな。
しかし「四不青年」が話題になったのは去年の話で、今は10のことを否定する「十不青年」に進化しているそうです。
その否定する10のことは、「献血・寄付・結婚・子供・家・宝くじ・株式・基金・高齢者・感動」。
「高齢者」は面倒を見ないという意味で、「宝くじ」や「株式」はそれを買う・投資するお金がないということでしょうか。
「感動」すら否定するというのは行き過ぎ感もありますが…
節約志向でクレカ離れ
中国の不動産バブル崩壊は、かつての日本のバブル崩壊と同じ道を辿るのではないか、と言われてきました。
もちろん日本のバブル崩壊を研究して、そうならないようにするとも言われてましたが。
もしかすると若者の置かれた立場は日本よりも悪くなってるかも。
節約志向はどんどん強まっていて、クレカ離れまで起きているとか。
SNSや動画配信では、節約術を発信する人が人気になってたりするのかな?しらんけど。
世界経済への影響は?
この状況を中国だけのこと、と見てもいられないのは、世界経済の下振れリスクになりかねないということがあります。
国有銀行にまで影響が及んで金融が滞るようになると怖いですね。日本でやったように資金注入含めて手を打つでしょうけど。