「退職金で投資デビュー」の失敗パターン
退職金でまとまったお金が入って舞い上がり、投資デビューしたら大失敗…というのは、この手のサイトの鉄板ネタとしてこすられてきました。
かつては口座に退職金が振り込まれると銀行に呼び出されて応接室に通され、営業をかけられるということがあったと聞きます。
2018年に金融庁が「銀行で投資信託を購入した顧客のうち46%の人がマイナス」と発表したこともあり、銀行も顧客の利益を考えて強引な販売を控えるようなったようです。
「退職金で投資デビュー」は避けた方がいいし、やるとしても少額にしておいた方がいいですね。
退職金の使い道に関する調査
では実際のところ、「退職金で投資デビュー」する人はどれくらいいるのでしょうか?
退職金を貰う前の40代・50代6,000人を対象にした調査によると、投資未経験者で退職金を「資産運用の元手にして投資する」と回答した人は5.7%だったとか。
投資経験者でも25.1%と多くはありません。
調査対象が投資診断の利用者ということもあり、全体的に堅実な人が多いのでしょう。
「退職金で投資デビュー」の危険性もよく知られていて、鉄板ネタとしてこすってきた甲斐があったということかもしれません。
退職金の額がわからない人も
ただ、退職金の「受取予定なし」と回答した人は投資未経験者で30.2%、「未定/分からない」は14.8%となっており、いざ老後を迎えた時に老後不安が一気に湧いてくる可能性も否定はできません。
退職金の使いみちについて「未定/分からない」と回答した人もかなりいるので、退職金が入った時にどういう情報が入ってくるか次第かも。
SNSの投資詐欺などは特に気をつけたい情報の一つです。
「退職金で投資デビュー」は、これからも鉄板ネタとしてこすり続けて、その危険性を広めた方がいいのでしょうね。
