貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

貯金を取り崩して生活している高齢者は4人に1人?

60歳代は働いて生活するつもりの人が多い

news.careerconnection.jp

60歳代の生活資金の想定」と「70歳代の生活資金の想定」をそれぞれ聞いたアンケートですが、少なくとも「(年金が貰える)65歳までは働く」という人は多いと思うので、この区切りの設問は残念ですねぇ。

「60~64歳」「65~69歳」「70歳以降」で調査すれば、もっとはっきりとした違いが出てわかりやすかったのではないかと。

今の10代・20代は「年金貰えるのは70歳になるかもしれない」と思っているのがくっきり出ていたかもしれません。

体力的にも、60代のうちは働けるイメージもあるでしょうし。

70代の生活費想定は年金と貯金が半数超え

今の若い人の中で、年金だけで生活できると考えている人は少ないかもしれませんが、それでも70代の生活費想定では10代・20代でも約半数。

同様に半数を超えているのが「60歳までの貯金」でこれも半数。

面白いのは、年金は男女差が少ないのに、貯金は女性が多く、働くのは男性が多いという結果です。

貯金を想定している人は少ないのに、資産運用を生活費想定に入れている男性は女性と比べてかなり多いですね。

女性は堅実に貯金をするタイプが多く、男性はアクティブに運用する人か、働くつもりの人が多いと。

貯金を取り崩して生活している高齢者は25%?

アンケートは60代・70代の人にも聞いていますが、70代の人は確実に年金を貰ってる世代になります。

その中の70代の生活費(想定じゃなく実態?)で、「60歳までの貯金」と答えた人は男性が22.6%、女性が27.2%となっています。

よく「家計調査の高齢世帯の支出」から「貯蓄を取り崩して生活している(金融資産減)」から、老後破産しないように貯金をしないといけない、と煽られます。

しかしながら、その数字は平均なので実態として全員が取り崩して生活していることを示してはいません。

このアンケートでは25%、4人に1人が貯金を取り崩していることになります。

仮にこの1人が年金はもらってないが貯金をたくさん持っていて、月10万円取り崩しながら生活していたら、平均では25000円を取り崩していることになるわけです。

高齢者の年金額や生活費は人によってかなり差がありますから、平均で見るのは良くないですね。

個人年金をアテにしている人が意外と多い

「個人年金」と答えた人も25%近くいるので、これが「金融資産減」の扱いになっていて、貯金の取り崩し扱いになっているかもしれません。

個人年金をあてにしている人は20代から40代の方が多くなっています。これにはiDeCoが入っているのかもしれませんが、意外と多い印象ですね。

私も個人年金を持っています(しかも逆ザヤ化)が、基本の受け取りが60歳からの10年間なので、後ろ倒しにはせず受け取っちゃうかなぁ。

30代、40代の人はそこそこの逆ザヤ個人年金を持っている人がいるのも。

ほったらかしでもなぜか貯まる!