「スカスカおせち」騒動からもう9年
もう9年になりますか…ネット上で大騒ぎになったのがついこの前のように感じます。
みんな飛びついたのはちょうど「おせち料理は購入する」という人が一気に増えていった時期と重なったのかもしれませんね。
でも売っているおせち料理って割高に感じてしまうものです。いわゆる「年末・年始価格」で上乗せされてる感が半端ない。
だから「共同購入型クーポン」で安くできる余地があると思ってしまったのかなぁ。
そもそも「クーポン」なのか?
「クーポン」と言うと、債券での利息を受け取れる「利札」を思い浮かべる人がいるかもしれません。
多くの人が思い浮かべるのは、切り取って使う「割引・引き換えクーポン」だと思います。
既存の商品・サービスの割引・引き換えに使えるものが「クーポン」というイメージです。
「スカスカおせち」を始めとして、共同購入型クーポンサイトが専用に用意した商品は、そもそも「クーポン」なのか疑問でした。
ただの共同購入やんけ、と。しかもその商品がどういうものなのかは配達されるまでわからないという…
実際、クーポン用には別の商品を出していたお店も多かったらしく、それがこのビジネスモデルの信用低下を招いたということでしょう。
正価で販売したことがないのに、「半額」と言って売る商法と同じなんですよね。
おせちは食べない派が多数
ちなみに、ある調査では正月に「おせちは食べない」という人の方が多い結果だったとか。
食べる派でも、食べたいものだけ買ってくる・作るという人もいて、重箱にきっちり詰めた(詰まった)おせちを食べる人はさらに少ないようですね。
まぁわざわざ割高なおせちセットを買っても、全てが食べたいものばかりではなかったりするし、下手なところに頼むと「スカスカおせち」みたいな大失敗をする可能性だってあるし。
私は今年も実家でおせち料理を食べるつもりですが、完全な独り身になったら食べたい料理だけ買って食べると思います。
ただし、欠かせない食材と思われてる数の子は、おそらく食べません。
はっきり言って、かまぼこくらいあればいいんです(;´∀`)