大規模なイベントは中止か延期を求める
政府の新型コロナウイルス対策本部が総理大臣官邸で開かれ、安倍総理大臣はこの1、2週間が感染拡大防止に極めて重要だとして、大規模なスポーツや文化イベントなどについて、今後2週間程度、中止か延期、または規模を縮小するよう要請する考えを示しました。
既に東京都は「感染拡大防止の重要期間」として3月15日まで、一定規模のイベントを中止にしたこともあって、Jリーグの延期などイベントへの影響が拡がっています。
今後2週間や3月15日まで、などの条件をはっきりさせた上でなら受けいれるべきでしょうね。
いつまで延期・自粛するのかはっきりさせないのは困りますから。
政府が言いたいのは「ひきこもってろ」ってことだと思うので、おとなしくひきこもりたいと思います(;´∀`)
暖かくなれば沈静化するか?
感染拡大を緩やかしてピークを抑えることともに、関係者が期待しているのは、暖かくなって沈静化することでしょう。
100年前、第一次世界大戦終結を早めた原因と言われるスペインかぜ(インフルエンザ)の大流行がまさにそのパターンで、流行の波は3度ありました。
日本の場合は、湿度が高くなったことで沈静化した可能性も高いですね。
ただ、新型コロナウイルスが同じことになるかと言うと、それはわかりません。というのも気温が高いシンガポールでも新型コロナウイルスが拡がっているからです。
暖かくなっても、もしかすると高温多湿になっても、感染が拡大すると思っておいたほうがいいかも。
5月になっても終息しなければ五輪中止の可能性も
拡大が終わらなければ、東京オリンピックが中止になるとIOC委員も言い始めました。「また」幻のオリンピックになる可能性があるということ?
開催したとしても、選手が来たがらないようでは意味がなくなりますしねぇ…
「また」と言うのは、東京府東京市が招致に成功していながら、開催返上した1940年の東京オリンピックのことです。
戦争が拡がる中で日本政府は開催権を返上、代替地としてヘルシンキでの開催を予定していましたが、欧州で第二次世界大戦が勃発して中止になっています。
100年前と80年前の2つの世界大戦期の出来事をなぞるかのようで、不思議なものです。
収入の減る人が増える影響が心配
イベントがなくなり、外出が減ることで経済への影響が心配されますが、それ以上に心配されるのは、アルバイト・パート・派遣などの方の収入がなくなることです。
その間は自宅待機(収入なし)になってしまうと、大きく収入が減ってしまうわけです。
自宅勤務に切り替えて、その間も仕事ができて一定の収入が得られる人は恵まれている方なんですよね。
失業保険を適用して手当するのも一つの策だと思いますが、厚生労働省は自分の財布(特別会計)が減るのを嫌がるかなぁ…