不特定多数が接触している現金の受け渡しに抵抗
不特定多数が接触している「現金」の受け渡しに、なんらかの心理的な抵抗を感じている方が6割超となりました。
また、男女別で抵抗を感じている方の割合を見ると、女性のほうが紙幣・硬貨に接触することへの抵抗を感じている割合が16.2%多いことがわかります。
女性に限れば7割の人が紙幣・硬貨のやり取りが新型コロナウイルスの感染の可能性を感じて抵抗感があると。
それは決して大げさ、怖がりすぎというわけではありません。中国政府は流通した紙幣を消毒・殺菌した後、2週間保管するなど、対策をしています。
紙幣からの感染の確率はそこまで高くはないと思いますが、舐める人も多いので怖いと思うのは当然ですよねぇ。
意識の変化がすさまじい
ちなみに、新型コロナがまん延する前は、「キャッシュレス決済に不安を感じる」という人が6割でした。
キャッシュレス決済のセキュリティが強化されるなどして、その不安が解消されたわけではないと思います。
今回の場合は「新型コロナ感染の不安>キャッシュレス決済の不安」になっただけでしょう。
でもキャッシュレスを使うきっかけになっているのも事実で、テレワークやオンライン学習、オンライン申請の導入などと並んでピンチをチャンスに変えられそうです。
何事にもメリット・デメリットはあるもので、完璧なものはありません。その時にメリットを感じるものへ乗り換えていく姿勢で良いと思います。
コロナで変わった習慣は定着するか
こちらの調査でも、キャッシュレス化が進んでいるのがよくわかります。
さらには新型コロナで変わった習慣が、「定着すると思う」と答えた人は76%という結果でした。
新型コロナによる自粛で行動が変化した1ヶ月くらいで定着すると思うのなら、これから1年くらい続けば間違いなく定着しそうですね。
2020年9月からマイナポイント還元が予定されているので、さらに定着すればいいと思います。
マイナンバーカードのシステムはまだまだ改善点が多いですけど…