「余生」とは「人生の盛りの時期を過ぎた残りの生涯」
「余生」を辞書で調べると、「一生の残りの命」や「余命」、さらには「盛りの時期を過ぎた残りの生涯」という意味が書かれています。
「盛りの時期」を今の時代で考えると現役としてバリバリ働く期間を指すと考えるのが一般的でしょうか。
つまり定年退職後や年金生活に入ってからを「余生」と考えるのが最も一般的でしょう。
ただし、65歳超えてもまだまだ現役で働くぞ!という生涯現役派の人もいるので、一律に65歳以上の高齢者=余生と言うのは良くないですね。
何歳であっても自分が「余生」だと思えば「余生」でいいし、逆に「余生のない人生」を自ら好んで選べるのは素晴らしいこと。
「人生100年時代」は人生の3分の1が「老後」
「人生100年時代」は65歳から35年間が「老後」の期間になる、という記事がありました。
誰しもが100歳まで生きるわけではないし、65歳以降も働く人はまだまだ自分は老いていないから、「老後」はもっと先の話だと言うかもしれません。
「老後」の定義も人それぞれ。「余生」とほぼ同じだと思います。
でも65歳でリタイアして年金生活を始め、100歳まで35年間を過ごしたら「人生の3分の1が老後」なんですね。
健康寿命は35年よりもずっと短いから、35年間にわたって楽しい老後生活・余生を過ごせる保証はありませんが。
45歳で早期リタイアして90歳まで生きれば、人生の半分が「余生」
40歳で早期リタイアして80歳まで生きる、あるいは45歳で早期リタイアして90歳まで生きると、人生の半分が「余生」と言えます。
人によっては、人生の半分が余生で楽しいの?と思うかもしれませんね。
そう思う人は定年退職後も余生を過ごすのではなく、第二の人生の挑戦をするのでしょうかね。style.nikkei.com
私は90歳まで生きれるとは思っていませんが、もしも90歳まで生きたら人生の半分を余生として怠惰な日々を過ごすことになりそう。
今も今後も経済的には余裕のない生活だけど、こういう見方をするとまたほのかな幸せを感じます。
そんなこと言ってると明日死ぬかもしれませんが…