貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

あふれる「No.1」はどこまで信じていいのか?

『快傑ズバット』の思い出

「その腕前、日本じゃ二番だ」
「なんだとっ!?なら日本一は誰だ!?」
「チッチッチッ…(オレさ)」

このやりとり、(昔の)特撮ファンには有名な『快傑ズバット』に毎回出てくる対決シーンです。

快傑ズバット

私も子どもの頃に観ていた世代で、よくこのやりとりをネタにしていました。

Twitterには全32話の日本一対決のまとめがありました。

twitter.com

快傑ズバット』は「Z」マークを強調したデザインゆえ、今はちょっと表に出しにくい作品かもしれません。

Z」マーク自体に罪はないので、早く戦争が終わってもらいたいものです。

「No.1」を作り出す手法

巷では何かと「No.1」を謳った広告が目立ちますが、「No.1」というための恣意的な調査など、やらせの横行も指摘されてきました。

その手法には、ライバルを選択肢から排除しながら1位になるまでアンケートをするといったやり方があるそうで…

www3.nhk.or.jp

No.1」を謳った広告は売上への効果が高いからどんどん増えていったのでしょうねぇ。

あまりに「No.1」ばかりを強調した広告は、もはや疑ってかかった方がいいのかも。

快傑ズバット』のように、その場で対決して圧倒的な差でNo.1であることを見せつける、なんてことができればいいですが、消費者にとっては直接比較して吟味できないものも多いし。

大手や有名商品なら比較している雑誌やWebサイトがまだ参考になりますけどね。

根拠に乏しい「No.1調査」を排除へ

あまりにNo1が溢れたことで危機感が出てきたためか、業界も動き始めています。

プレスリリース配信大手・PR TIMESも客観的根拠の提示を必須にするなど掲載基準を引き上げるとか。

www.j-cast.com

自称にすぎないNo.1が多いので、歯止めをかけていくことは必要でしょう。それでも便利な宣伝文句なので、消えることはないと思いますが…

暴走するネット広告: 1兆8000億円市場の落とし穴