年収600万円の大手社員を辞めフリーターになった40代
自分の人生、これでよかったのだろうか――。職場や家庭など環境の変化、心身の揺らぎを引き金に中年の8割が陥るとされる心理的危機“ミッドライフ・クライシス”。人生の折り返し地点ともいわれる40歳は今やもう「不惑」ではなく「惑」と言っていい。しかし、そこを辛くも乗り越えた人たちがいる。今回は大手メーカーの正社員の座を捨て、敢えてフリーターの道を進んだ男性に話を聞いてきた。
40代で年収600万円は大手企業の正社員としては少なく感じるかもしれませんが、メーカーで役職が高くないとこんなもんですかね。
平社員でありながら「工場の責任者のような立場」では、年収600万円は仕事内容に見合ってないかもしれません。
その上、パワハラとかリストラが見えているのなら、辞めた方が精神的には良かったんじゃないかと思います。
大手も早期退職募集が続いているし、40代・50代でこういう立場にいる人は多いでしょうねぇ。
理想的な「ダウンシフト」かもしれない
週4日で監視員のバイトで月収13万円（手取りかも？）。独身で家賃の安い都市へ移住しているからこそ生活できているのでしょうね。
大手メーカー勤務だったら多少の退職金はもらえたでしょうし、独身でそれまでしっかり貯金をしていれば、老後の資金は確保できてそう。
セミリタイア生活と言えなくもないし、資産次第では「サイドFIRE」と言ってもいいかもしれない？（言ってないからそこまでの資産はなさそう）
競争から抜け出して自分らしく生きる「ダウンシフト」が一番ピッタリあてはまりそう。
これぞ「年収200万円で豊かに暮らす」か？
収入の金額的にみれば今話題の「年収200万円で豊かに暮らす」生活を送っていて、老後の不安を抑えられる程度の貯金があれば悪くない生き方だと感じます。
年収200万円でずっと働き続けると、貯金はできないわ将来貰える年金額は少ないわで大変です。
一方、ある程度の貯金を確保した後なら年収200万円で自由な時間の多い生活にシフトするのは悪くない。
収入が増えたら増えただけ支出も増やしてしまうタイプの人は、ダウンシフトが難しいので話が噛み合わないと思いますが…
