食用コオロギがSNSで話題に
日本では少子化が課題となる一方で、世界の人口は80億人を超え、急激な増加が続いています。
将来の食糧危機に備えて、選択肢の1つとして注目されているのが「コオロギ」です。
日本でもコオロギの食用に取り組む企業が増えていて、私たちの食べ物をどうするのか議論になっています。コオロギをめぐる現状を追いました。
日本には昆虫食の文化は一部に残っていますが、抵抗がある人も多いのが現実。
野菜嫌いの子ども向けに細かく切って料理に入れて食べさせるように、コオロギパウダーという形にして練り込んでしまえばほとんどの人が食べられるかもしれません。
でも入ってると思うと心理的な抵抗で食べられない人が多いかな…
しかし近い将来訪れると言われる、「プロテインクライシス(タンパク質危機)」によって文句言ってられなくなるかもしれません。
プロテインクライシスは2030年にも
「食糧危機」と言われてもずっと先の話だろう、と考える人が多いと思います。日本の食品ロスは年間600トン超、世界では13億トンと言われてますし。
ただ食肉に限って言えば、2025年から2030年の間に需要が供給を上回り始めるとか…
飼料となる穀物の生産の関係で供給が増やせないからしょうがないですね。
動物性たんぱくではないけれど、大豆タンパクを使った代替肉が広がるのか、あるいは培養肉が広がるのか、それともコオロギのような昆虫食が広がるのか…
コオロギは魚の養殖用の餌としての方が有用かもしれません。
老後はタンパク質を食べられないかも?
タンパク質クライシスが2030年までに始まったら、老後の私は肉類が高くて買えなくなりそうです。
タンパク質不足の高齢者が一定数いることが話題になっていましたが、貧しさからタンパク質不足の高齢者が増えてしまうかも。
以前、大豆ミートのハンバーグを食べましたが、結構美味しかったです。今後開発が進んで、安くて美味しい代替肉商品が入手しやすくなればそれでもいいかも。
そもそも豆類はタンパク質だけでなく食物繊維も豊富で身体にいいから、積極的に摂りたい食品ですしねぇ。
今も肉類をそれほど多く摂ってはいませんが、さらに減った分の替わりに豆類などを増やすことを想定しておいたほうがいいのかな…